自己満足の殿堂

NO FALCONS, NO LIFE

【MattyIce通信2020】Week13 vsセインツ

一皮向けて問題点が明確に

 

 宿敵セインツと今シーズン2度目の対決.2週間前は攻守ともに圧倒されQBブリーズがいない中,屈辱的な敗戦を喫しました.そこからD#は上り調子ですが,O#は沈黙.一応この試合でエースWRフリオ・ジョーンズとRBトッド・ガーリーが復帰.一方,セインツはパス,ランともにトップ5とリーグ最強クラスの守備力を誇ります.ファルコンズとしてはD#で流れを引き寄せてO#がそれに応える展開にしたいところ.

 

試合の感想

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 あと一歩,しかしその一歩がとても遠い,そんな試合でした.

 前半はO#が3rdDownを更新できず,D#も3rd&ロングを止められないという厳しい状況でしたが,後半はD#の粘りからO#が意地を見せることができました.実際は相手がFGを外してますし,QBがブリーズだったらもっと一方的な展開になっていた可能性はあります.とはいえ,ここ数年のセインツ戦の負けが屈辱的なものばかりだっとことを考えると,そこまで精神的なダメージはありませんでした.来年は絶対勝ちましょう.

 

オフェンス

 全体を通してみれば納得できるものではありませんでした.しかし,WR陣の実力,ライアンもスタッツは悪いですが優れたQBであることは示すことができたと思います.

 特に4QでのWR陣のパフォーマンスからは絶対に勝つという執念を感じられ,見ているこちらも熱くなりました.

 

 根本的な問題はやはりプレーコール.今シーズンは当ブログでもずっと叩いてきましたが,現地ではOCダーク・コエッターへの不満がピークに.Twitterジョージア州のトレンド1位が"Dirk"でした.

 コエッターといえばパスO#重視のイメージをもたれる方も多いと思いますが,今シーズンは全く通用していません.素人目で見てもパスルートの組み立てが下手.まず,対戦相手に関係なくレシーバーは基本オープンにはなりません.パスプロが持ってライアンがずっとレシーバーを探しているけど結局見つからず投げ捨てるという場面も多々あります.パスが通っているのはほとんどWRの個の力のおかげですが,安定して相手のCBを振り切れるのがフリオくらいなので,計算できるプレーがプレーアクションからのフリオしかありません.また,タイトカバーのレシーバーに無理に投げて失敗(特に5-10Yds)という場面も多く,ライアンのパス成功率もここ3試合で52%と低迷しています.

 さらに酷いのがレッドゾーンO#で,TD率は50%でリーグ29位,レッドゾーンでの被サックがリーグ1位と擁護のしようがありません.

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↑このようなパスは通るけどほとんどゲインできないという不可解なプレーも多いです.

  ここまではパスO#中心に愚痴ってきましたが,ランO#はより深刻です.パスに関してはタレントをプレーコールで台無しにしている感じですが,こちらはタレントも怪しい状況.一番手のガーリーはWeek5までは平均4.75Ydsと期待以上の内容でしたが,Week6以降は平均2.61Ydsと爆死.2番手のヒルの方がマシと思えるくらいにはマズい状況です.しっかりした1番手+イトー・スミスという状況が多分ベスト.特に,この試合の残り1:55で敵陣13Yd,2nd&2の状況で2連続ランを選択し-7Yds.セインツはランD#リーグ2位とかですからね.ライアンやレシーバー陣が繋いだ絶好のチャンスがプレーコールによってぶち壊されました.

ちなみに詳しくは書きませんがTEも依然深刻な状況です.

 

ディフェンス

 はじめに述べた通り,中盤までははかなり苦しかったです.パスラッシュがなかなかかからない,ランでビッグゲインを許す,3rd&ロングが止められない等,開幕当初のD#がチラつく内容でした.

 しかし,後半は最初のドライブこそTDを許しましたが,それ以降はパントx3とファンブル.特に,ファンブルの場面は自陣レッドゾーン内でしたので,これがなければ完全に詰みだったのでファインプレーだったと思います.

  前半と後半で大きく変わった点は特にありませんでしたが,空回りしていた前半と比べて後半は落ち着きを取り戻せたのかなと思います.

 D#全体としては,流石に先週は出来過ぎですが,この調子なら試合が崩壊することはなさそうです.

 選手単位では誰かが特別目立ったということはありませんでした.強いていうならLBディオン・ジョーンズですかね.個人的にはCB A.J.テレルに注目していましたが,WRマイケル・トーマス相手はまだちょっと厳しいかな.ただ,良いプレーもあったので,この先何年も対戦していく中で成長して欲しい.多分,トーマスに無双されなければ世界が変わるはず.

 

スペシャルチーム

 クーはFGに関してはもう言うことなし.もしかしたら,今年のコエッターの最大の功績かもしれない.パントに関してはノーコメント. 

 

ライアンのパフォーマンス

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 スタッツに関しては今週も酷い(特に成功率)ですが,この試合に関してはライアンも被害者.ショートパスの成功率が以上に低いのは完全にコエッター効果です.パフォーマンスそのものはセインツD#が相手であることを考慮すれば,パスもプレー中の判断も冴えていたと思います.

 復帰したフリオとのホットラインはやはり強力でした.

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あっ......(察し)

 序盤の手も足も出ない状況から,終盤は難しいパスを複数通し,あと一歩で逆転のところまでO#を導いたのは見事ですが,D#の強い相手に勝ち切れないという課題は依然として残る形に. 

 

同地区の様子

ニューオーリンズ・セインツ(10-2) @ATL W 21-16

この試合でプレーオフ進出決定.チッ

タンパベイ・バッカニアーズ(7-5) Bye
カロライナ・パンサーズ(4-8) Bye

 

次戦への期待

 来週は敵地でチャージャース(3勝9敗)と対戦.チャージャースはルーキーQBハーバートが華々しい活躍を見せる中,STのミスやD#が粘り切れなかったり等で接戦を物にできていないという印象です(先週は除く).しかし,ファルコンズにはルーキーQB,2年前はメイフィールド(17/20, 216Yds, 3TD, 0INT, 151.2),去年はマレー(27/37, 340Yds, 3TD, 0INT, 128.2, POW)を覚醒させている実績があります.(今年に関してはシーズン終盤のマッチアップという違いはありますが)しっかりパスラッシュをかけ,ロングボムを通される展開だけは避けたいところです.O#に関しては特に期待はしません.個人スタッツだけ見れるものになってくれればOKです. 

 

画像出典元

https://www.atlantafalcons.com/photos/

https://nextgenstats.nfl.com/