自己満足の殿堂

NO FALCONS, NO LIFE

【MattyIce通信2020】Week4 vsパッカーズ

 開幕3連敗に加え,シーズン終盤にチーフス,バッカニアーズx2,セインツx2が残っているのでもう既に終戦モードです.

 本日の相手は開幕3連勝中のパッカーズ.実力は相手が上ですが,エースWRデヴァンテ・アダムス,2番手のアレン・ラザードが欠場.パスD#が貧弱なファルコンズ にとっては願ってもない展開ですが,こちらもSSキアヌ・ニール,FSリカルド・アレン,CB A.J.テレルという先発級3人に加え,前回テレルの代役で活躍したCBダクエズ・デナードもIR入りで欠場.おい

 もう勝ち負けはどうでもいいからプライムタイムでの公開処刑だけは避けてくれ!

試合の感想

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 虚無.惜敗の後に強敵に惨敗するというのは2年前のPIT戦,去年のLAR戦を思い出す.言い換えればこういうシーズンがずっと続いているということ(2018は4-4から5連敗,2019は1-1から6連敗).HCダン・クイン体制の終焉としてふさわしいゲームになったのではないでしょうか.

 あと,印象的だったのがパッカーズQBアーロン・ロジャーズの表情.中盤あたりから終始余裕の笑みを浮かべていました.余裕な内容だったのは事実ですが,もし相手がマホームズやウィルソンだったら違っただろうなと思うと悲しくなります."点差だけ"を見ればまだまだ逆転可能ということはファルコンズがここ2週で証明していることです.

↓現地のファンも目が笑ってない

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オフェンス

良かったところ

  • WRフリオ・ジョーンズが通算レシーブ数でフランチャイズリーダーに
  • 今までで一番RBトッド・ガーリーの個人としての凄さが出てた.ボディバランスが去年のフリーマンと比較にならないくらい強い.
良くなかったところ
  • 前半はFGのドライブ以外は3つ全て3凡. 「ランが出ない→ショートパス→パス失敗」みたいな流れが多く,プレーコールの工夫が感じられない
  • 試合全体を通して,パスO#が消極的.後半はエンジンがかかってきたが,肝心なところでパスで勝負!とはならなかった.
  • ランもガーリーの個人技を除けば効果的とは言えない
  • 好調WRカルビン・リドリー,まさかのレシーブ0.終盤,エンドゾーンでレシーブできなかった場面では泣きそうな顔になっていた.
  • フリオ・ジョーンズが怪我で離脱.
  • OLはよくわからないけどWeek2までの方が良かったような気がする.特に左.

ダン・クインだけではなくOCコエッターも更迭するべきだと思います.このO#の面子ならもっとやれるはず.

 

ディフェンス

良かったところ
  • 4th&Goalを止めたこと.
良くなかったところ
  • フロント7には良いプレーが見られるが,良いD#につながらない.

  • 分かってはいたものの,DB陣がお話になっていない.RBへのパスが異常に通る.

  • 相変わらずタックルが軽い.
  • SSケイズィー(シーズンエンド),ホーキンスが怪我で後ろが誰もいなくなった.
  • DEタック・マッキンリー,行方不明

 結局いつも通りということです.

そしてこの日のザル・オブ・ザ・ゲームがこちら.

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写真左でファルコンズの選手2人が同じパッカーズの選手をカバーしたことで,一番右のRBが完全にオープンになっており,そのままTD.このレベルとまでは行かずとも,相手の動きにつられてオープンの選手が生まれてしまうというシーンが多々あります.ファルコンズD#10人で守ってる説が自分の中でありましたが,おそらくこういうことが頻繁に起こっているからなのだと思います.

 

スペシャルチーム

Pは前回ほど酷くはなかったですね.Kはクーが怪我のため,代役のフライがNFLデビューとなったが1度PAT失敗.Kって本当難しいポジションだなあ.

 

ライアンのパフォーマンス

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 先週に引き続き,困ったときのフリオができない状況で,今週も微妙なパフォーマンス.ガべージタイムを除けばショート以外ほとんど通っていない印象.実際,精度も微妙だし,2INTくらいしていてもおかしくなかった.加えて,前半のFGに終わったドライブでは3rdダウンでワイドオープンのリドリーに投げられず.それでも,レッドゾーンO#はもっとパスで勝負して欲しかったし,2ミニッツやラストドライブでTDを狙う姿勢を見せて欲しかった.正直あまり信用されてないのかなと思ってしまうレベル.もちろん私は信じていますよ.

 

一方で,スクランブルの判断,ブロッキング等のパスに関係の活躍が目立ちました.

 

同地区の様子

タンパベイ・バッカニアーズ(3-1) LAC W 38-31

 ライブで見てました.強いですね.チャージャースのQBハーバートも大器の片鱗を感じさせるパフォーマンスでしたが,後半はブレイディが勝つことが決まっていたかのような展開でした.

ニューオーリンズ・セインツ(2-2) @DET W 35-29

 0-14から華麗に逆転勝ち.コンスタントに得点を狙えるチーム.心臓に悪いドライブが多いファルコンズとは違いますね.タンパとの対戦が素直に楽しみ.

カロライナ・パンサーズ(2-2)  ARI W 31-21

 もしかして......結構強い?

 

次戦への期待

 来週は今シーズン最初の同地区対決,ホームでのパンサーズ戦です.開幕前は勝ちで計算していましたが,0-4となった今では勝てる気がしません.D#の30失点はもはや前提となっているので,O#が何点取れるかにかかってくるでしょう.

 気持ちは早いですがドラフトのトップ5指名権も現実的になってきました.Tank for Lawrence に気持ちが傾いているファルコンズファンもいると思いますが,そうはならないと信じたい!

 

画像出典元

https://www.atlantafalcons.com/photos/

https://nextgenstats.nfl.com/