【MattyIce通信2021】Week18 vs セインツ
全てが足りなかった4ヶ月
先週ビルズに圧倒的敗北を喫し,プレーオフへの可能性が完全に潰えたファルコンズ,最終週はホームに同地区のライバルであるセインツ(8勝8敗)を迎えました.ぶっちゃけ消化試合ですが,セインツのプレーオフだけは阻止したいところ.ガンバレ49ers!
試合の感想
(試合内容が酷さからちゃんとビデオを見返していないため,適当なことを書いている可能性がありますのでご了承ください.)
「弱すぎる」の一言に尽きると思います.勝負になっていません.10点差とはいえ,攻守のラインにあまりにも差がありすぎたため,ほぼ逆転不可能な展開でした.
オフェンス
WR
#14ゲイジは9rec,126Yds,1TDと奮闘.オフにFAになるゲイジにとっては良いアピールになったでしょう.シーズン後半から繰上げWR1となり,プレッシャーのかかる場面は多かったと思いますが,最終週にシーズンベスト.
RB/FB
#28デービスは2度のファンブルロストでO#の大戦犯に.後半戦で上がっていた評価が再び急降下.
CP
スクリメージYdsが12Ydsは寂しいです.今シーズンのO#MVPは間違い無いでしょうが,後半戦は元気がありませんでしたね.
TE
#8ピッツは8Yds止まりでルーキーTEのレシービングYds記録を60年ぶりに更新することはできませんでした.
OL
問題児LG#77メイフィールドは怪我で欠場で,逆に良くならないかと思いましたが,普段通りでした.
O#総評
数ヶ月同じことを書き続けているのでもうくどいと思いますが,WRのタレントレベル,OLの練度の双方が全く足りておらずO#が機能していません.CPやピッツの個人技でのロングゲインが出たドライブくらいしかTDにつながらない状態はシーズン通して変わらず.
OLに関しては問題児が1巡とルーキーということでオフにどういう方向に舵を切っていくのかは気になるところです.OLさえ整えばWRの質は多少譲歩できるはずですし,来年はピッツ完全体が最強のエースとして台頭してくれるはずなので本当にOL次第.
ディフェンス
D#総評
正直これがプロのレベルなのか疑うレベルです.これも毎週書いていますが,「相手のO#を止める」という概念が存在しません.基本的にセインツのRBカマラがもって走れば5Ydsは出されますし,3rd Downコンバージョンはショートならラン,ロングならCB#24テレルの逆サイドに投げて楽々更新されるかペナルティでオートマティック.見てる側としてはただの拷問です.
セインツのO#はスタッツ上はリーグでも相当下です.さらに先発QBヒルが故障で離脱してQBが3番手のシミアンとなっても何も変わりませんでした.
ファルコンズはD#が悪いというイメージを持つ方は多いと思いますが,今年に関してはD#が存在しないという方が正しいと思います.
一応触れておくとLB#54オルオクンはタックルリーダー(192)でシーズンを終えました.ドラフト下位から昨年一気に成長,今年は週間MVPやタイトル獲得など充実したシーズンを送りましたが,彼もFAです()
ライアンのパフォーマンス
シーズン4000Yds,届かず......
正直これが一番辛いです.この日は後半明らかにロングボムのアテンプトが増えていましたがうまく通らず結局いつも通りの平凡なスタッツに.インターセプトに関してはセインツCBのスーパープレーだったので,大きなミスという感じではありません.
パス精度自体は悪くないのですが,ライアンの思い切りが良くないのとそれを信じたプレーコールができなかった印象です.やはり信頼できるレシーバーが最低3人は欲しい.
2021シーズンさっくりまとめ
結局7勝10敗でシーズン終了ということになりました.昨年と比べて3つ勝ち星を伸ばしましたがこれは全てスケジュールのおかげであり,チーム力自体は衰弱しきっています.キャップスペースもそこまであるわけではなく,正直ドラフト1巡が3つ欲しいくらいタフなチーム状況です.正直あまりオフのことを考えたくないのが本音.
レギュラーシーズンの定期更新はこれで終了ですが,一応「MattyIce通信2021 シーズンまとめ」というライアンの1年を振り返るニッチな記事と「通信簿2021」というシーズン全体の振り返り記事を投稿予定ですので,そちらの方も読んでいただけると幸いです.
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