【MattyIce通信2023】Week3 vs @ライオンズ
これが現実
開幕2連勝でも下手に期待しなくて正解だったWeek3のレビューです.
試合結果・感想
破滅.厳しい戦いになるだろうと予想していましたが,これはあまりにも無惨.先週の記事で30点取れないと厳しいだろうなあと書きましたが,よもや1TDも取れないとは……
QBなのか,パスプロなのか,プレーコールなのか,オープンにならないレシーバーなのか,原因はどこにあるのか(心当たりが多過ぎて)不明ですが,O#は何もかも噛み合わない内容でした.D#が(内容はそこまでとはいえ)粘り強く守れたのは数少ない明るい要素ですが,プレーオフコンテンダーに手も足も出ないとなるとプレーオフは夢のまた夢かもしれない.
注目ポイント
- 極細フランチャイズQBへの道
#9 デズモンド・リダー
パス:21/38 237Yds 0TD 0INT RTG 70.2 ラン:2car 3Yds
デビュー戦を除けばキャリアワーストのパフォーマンス.久しぶり(https://rbsdm.com/stats/stats/)で遊んでみましたが,だいぶ苦しいスタッツ.パスの精度に関しては悪い意味で色々言われていますが,実際CPOEがすこぶる悪い模様.ちなみに上記のCPOEではWRのセパレーション等は考慮されていません.しかし,トラッキングデータに基づいたAWSのCPOEでもワースト4位とかなので,リダー自身の問題はかなり大きそう.
- 宝の持ち腐れ
#8 TE カイル・ピッツ:9tgt 5rec 41Yds
#5 WR ドレイク・ロンドン:6tgt 2rec 31Yds
ナニコレ?
これはファンのバイアス説もありますが,ファルコンズのO#はフィールドが狭く感じてしまう.特にOCが優秀なライオンズが相手だと顕著.そもそもmidfield使えてる?というかなんでTEやFBがハッチンソンとマッチアップしとんねんとツッコミどころが多い.OCの首も怪しいかもなあ
- ランが死ぬ時!アトランタは沈没する!
#7 RB ビジャン・ロビンソン:
ラン:10car 33Yds レシーブ:6tgt 4rec 27Yds
#25 RB タイラー・アルジアー:
ラン:7car 12Yds レシーブ:3tgt 2rec 17Yds
ランがトータルで44Yds.(なぜか)ランO#しか通用してない中でランが完封されたらまあ無理だよねという感想です.(あとパターソンどこいった?)
- 去年のOLどこいった?
開幕直後からパスプロテクションは悪かったですが本日は7サック献上.全員が相手のラッシュをお漏らししてて草も生えません.特にRTのマクゲイリーは酷い.高額で契約延長した後にOLが劣化するのって本当に重罪だと思う.
- クーちゃん,地味にピンチ
ファルコンズ不動のKと思われていたヤンウェイ・クーの様子がおかしい.この試合は決めればギリギリ勝ち筋が残るFGを失敗.当ブログでも2年前くらいからずっと「プレッシャーのかからない場面でスタッツを稼いでいる(意訳)」とコメントしていましたが,実際そんな感じになっています.高額で契約延長した後にKが劣化するのって本当に重罪だと思う.
- アンダーセン,無念のIR入り
スターターのILBアンダーセンがIR入り.成長著しい2年目で,開幕戦でも素晴らしいパフォーマンスを披露.Week2は脳震盪で欠場,Week3で胸部を負傷.今年のブレイクアウトプレイヤーに推していた選手なので非常に残念.代役はおそらく#56ネイト・ランドマンで,控えに"たえちゃん"ことタエ・デービスが入りそう.ランドマンはWeek2で先発しまずまずの内容でしたが果たして.
- オクーダ復活!なお
キャンプでの怪我を経てCBジェフ・オクーダが古巣との対戦で復帰.とはいえスナップは11%,先週ボッッッッコボコにやられたフラワーズが74%がだったのでまだまだ様子見のフェーズっぽい.フラワーズ→オクーダが明確なアップグレードになればDB陣はそこそこ戦えそう.
- その他活躍選手
・TEサム・ラポルタ&Sブライアン・ブランチ:ライオンズの2巡ルーキーコンビ.2巡が活躍してて羨ましい。。。
・ILB ケイデン・エリス:ソリッドなタックル連発.
・S ジェシー・ベイツIII:ゲームチェンジング未遂INT.
次戦への期待
Week4は2年ぶりロンドンゲーム.相手はロンドンの申し子ジャガーズ(1勝2敗)で一応今シーズン唯一のプライムタイム(厳密には違うけど)ゲームです.カード的には地味ですが,ジャガースには元隼で活躍したリドリーやオルオクンなどがおり,おそらくファルコンズファン的には激アツなゲーム.当然こちらがアンダードッグなわけですが,ここで負けるとそのままズルズルいきそうな雰囲気なのでファルコンズにとっては正念場です.
Week3の惨敗で「どうせ今年も7勝なんだろうなあ」ムードが自分の中で漂っていますが,たまには良い方向でファンの期待を裏切って欲しいところ.