自己満足の殿堂

NO FALCONS, NO LIFE

【通信簿2021】今シーズンのファルコンズを振り返る

 2021-22のレギュラーシーズンも終了ということで,今回はファルコンズの選手の通信簿をつけていきたい思います.昨年も同じような振り返り記事を書いていますので,昨年と比べて見たい方はこちらからどうぞ.

majoranafalcon.hatenablog.com

 評価はポジションごとに加え,スターター級の選手は個人評価も入れています.ポジションの評価に関してはスタッツメインかつ控えの選手の評価も考慮するので,個人の評価の平均となっていないことに注意してください.

 評価方法は単純に5点刻み100点満点で採点し,90点以上でS,80点以上でA,70点以上でB,60点以上はCでここまでが合格ライン,59点以下は不合格でFとします.点数の横の括弧は昨年との比較.採点はあくまで"NFLの平均"を基準として行なっていますので,例えファルコンズの中でマシな方でも点数は低いことが多々あります.

 スタッツはPro Football reference,ESPNからとってきています.D#に関しては,両サイトで若干数値の違いがあるので,ESPN参照のシーズン成績を載せています.手入力なので間違いがあるかもしれませんがご了承ください.

 

オフェンス

QB

40点 F (-10)

#2 マット・ライアン 40点 F (-10) 

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 細かい評価等は後日,別記事で投稿予定です.

 MVP獲得の16年以降ではワーストのスタッツでした.ファルコンズファンでない方にとっては,ライアンはオワコンと思う方は多いでしょうが,

vsカウボーイズまで:4勝4敗 YPG269Yds 成功率69.4% 15TD 6INT Rate 98.1

vsカウボーイズ以降:3勝6敗 YPG 201Yds 成功率64.1% 5TD 6INT Rate 81.4

と前半は割と良い成績でした.対戦相手依存の部分ももちろんありますが,後半は低迷しているジャガースやライオンズ相手でもスタッツが伸びませんでした.特にTDパスが20というのは17年と並んでキャリア2番目に悪い数字です.

 実は昨年も後半戦のスタッツが悪く,これは明確なマイナスポイントです.しかし,O#のコマ不足とOLの脆弱さを感じる場面も後半の方が圧倒的に多かったのも事実なのでこれはむしろチームのとしての課題でしょう.

 点数に関しては同格以下に辛勝,格上にボロ負けでスケジュール強度通りの成績だと思うのでこの評価.超絶ライアン贔屓の私とはいえ平均的なスタッツ&負け越しで合格点は難しいですね.

 

WR

40点 F (-40) 

#18 カルビン・リドリー 履修取り消し 

#14 ラッセル・ゲイジ 70点 B (-10) 

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 昨年から最も評価を下げたのがこのポジション.平均獲得Ydsは272.7(5位)→218.4(16位)と大きく低迷.

 昨シーズンまでのエースWRフリオ・ジョーンズに代わるエースとして期待されていた#18リドリーは成績が伸びず,さらにシーズン中盤からメンタルの不調でフットボールから離れると発表.

 その結果,純粋なWRとして計算できるプレーヤーが#14ゲイジだけとなり,シーズン後半のパスO#はほぼ機能停止状態に.そのゲイジは昨シーズンとほぼ変わらず,2番手以上1番手未満というスタッツ.

 #17ザキーエスは昨年より成績は伸びましたが,試合平均では大差なし.ボールセキュリティに不安を見せる場面が目立ちました.

 #4シャープはレシーブ力はまずまずなものの,輝くシチュエーションが限定的すぎて使い辛かった印象です.

 WR1の#18リドリーはトレードの噂が立っていますし,WR2の#14ゲイジは今オフFAで引き留めは難しいでしょう.フリオのトレードで獲得した2巡指名権をWRに使って欲しいところです.

 

RB

40点 F (±0)

#28 マイク・デービス 45点 F

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 O#の大きな課題であるランですが,昨シーズンと比較してラン獲得Ydsは95.8(27位)→85.4(31位),平均では3.7Yds(31位)→3.7Yds(30位) とまさかの劣化.

 RB1は移籍1年目の#28マイク・デービスでしたが,期待よりやや下の出来.後半はスナップ%も減っていました.パワーランが売りですが,それが活きた場面よりは,ファンブルロストの方が印象が強いです.レシービングは259Ydsとまずまず.

 それ以外では19年の5巡のパワーランナー#30オリソンが存在感を見せる試合がありました.まだレギュラーとして期待できるレベルには達していないですが,層の薄いファルコンズにとっては貴重な存在になり得ます.

 ドラフト上位ではなく,FAでベテランを持ってくるというスタイルが2年連続続いていますが結果は出ていません.一方,今年の上位指名権をつぎ込む余裕もありません.現状のメンツの大きなステップアップは望み薄なのでリーグ最底辺のランO#とはもう少し長くお付き合いすることになりそうな予感.

 

CP

85点

#84 コーダレル・パターソン 85点 A

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 2021ファルコンズの最大のサプライズ.ランはチーム1位,レシービングは3位,TDは両部門でトップと大車輪の活躍.30歳にしてキャリアベストのシーズンとなりました.優れたボディバランスと球際の強さは見ていて安心感があり,何よりスコアに絡むという点で圧倒的な貢献度でした.

 プロボウルには選出されませんでしたが,PFFからは高い評価を得ており,Breakout Player of the yearに選出.

 しかし,シーズン終盤のRBデービスのスナップ減少に伴いRB1としてのスナップが増えたことでレシーブ面での貢献が減少.前半8試合のレシービング成績は459Yds,5TDだったのに対して後半8試合は89Yds,0TDです.これはQBのところで述べたパスO#のコマ不足の大きな要因になっています.

 一応CPもFAですが,ここを引き止めるか否かが非常に難しい.今年は彼ありきのO#だったのは間違いありませんが,来年はサラリーと年齢的な懸念が付き纏ってしまいます.CPのような所謂"Offensive weapon"と呼ばれる選手はどのチームにもいるわけではないので悩ましいです.格安で延長できればベストなんだけどなあ()

 

TE

75点 B (+20)

#8 カイル・ピッツ(R) 80点 A

#81 ヘイデン・ハースト 50点 F (-15) 

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 ドラ1#8ピッツはターゲット,レシーブ数,レシービングYdsでチームトップルーキーTEとしては史上2年目の1,000Ydsレシーブ,またルーキーのレシービングYdsのフランチャイズ記録を達成するなど期待に違わぬ成績.特に,試合を動かすようなビッグプレーに絡むことが多く,ゲームチェンジャーのポテンシャルを発揮.来年以降も故障なく成長して,ファンがスタジアムに再び行きたくなるようなスーパースターになって欲しい.唯一の課題はTDの少なさ.

 一方,昨年のTE1#81ハーストは成績を大きく落とす形に.今オフFAで退団濃厚であることを考えると致し方なし.また,TE3#85スミスは引退を表明.

 ピッツというスーパースター候補はいるものの,それ以降の選手が足りていない状況です.今年は#43ヘッシという選手が後半顔を出す場面がありましたが,「ピッツ+ヘッシ+ブロッキング専任の誰か」という形は流石に不安が残ります.

 

OL

30点 F (-30)

#70 LT ジェイク・マシューズ 65点 C (-5)

#77 LG ジェイレン・メイフィールド(R) 25点 F 

#61 C マット・ヘネシー 70点 B

#63 RG クリス・リンドストロム 85点 (+5)

#76 RT カレブ・マクゲイリー 30点 F (-30)

 昨年からCとRGが変更.昨シーズンと比較してPass Block Win Rateは57%(16位)→54%(26位),Run Block Win Rateは69%(28位)→67%(29位)とランパスともに劣化.PFFのOLランキングでは27位.また,プレッシャー%は28.0%で30位,QBヒットは最下位,被サック数は22位と全てが低水準です. 

 一応RG#63リンドストロム,C#61ヘネシーPFFではポジション内トップ10に入っており,特にリンドストロムに関しては今シーズンNFLのGで唯一の被サック0.しかし,ユニットとしては今シーズンの大戦犯で間違い無いでしょう.特に「3巡LG#77メイフィールドがびっくりするほどバスト」「19年の1巡RT#76マクゲイリーが成長しない」の2つが大きな誤算でした.

 ここ数年のOLの投資失敗がそのままチームの低迷と直結していると言っても過言ではありません.上位指名&若手ということで総取っ替えもし辛いのは事実ですが,ドラフト中位でRT,LGは補強して欲しい.

 

ディフェンス

DT

40点 F (-5)

#97 グレイディ・ジャレット70点 B (-10)

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 昨年は#97ジャレット&#96デヴィスンがスターターを張っていましたが,今年はジャレットとその他大勢という状態に.また,昨年プレー機会の多かった#50コミンスキーはヘルシースクラッチで実質的な戦力外.

 ジャレットも昨年と比べて成績は落ちましたが,pass rush win rateは高く,そこまで心配することはなさそう.ジャレットはダブルチームでブロックされるケースが多いので,もう1枚優秀なパスラッシャーがいると心強いです.現状は誰もいません.

 

 昨年ドラ2で指名したデヴィッドソンはブレイディからPick6を決める場面がありましたが,それ以外はパッとせず.DLの層が薄い分,ドラフト上位指名の彼にはもう少し結果を出して欲しいですね.

 

DE

5点 F (-25)

#6 ダンテ・ファウラーJr. 10点 F (-30)

#55 スティーブン・ミーンズ 5点 F (-30)

#92 アデ・オグンデジ(R) 40点 F

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  サック数18はリーグ最下位(31位は29,リーグ1位は55),プレッシャー%も16.9%でリーグ最下位(31位は18.1%,リーグ1位は30.8%)と私が見てきた中で最悪レベルのパスラッシュでした.ちなみにPFFでの評価はダントツでワースト

 #6ファウラーはサック数チームトップではあるものの,ドン引きするくらいのFAバスト.隔年で活躍しているというジンクスから今年は淡い期待を寄せていましたが,それはただの幻想でした.

 #55ミーンズに関してはスタッツを見ても分かる通り本当に何もしていません.これが主力という時点でもう終わってる.

 ルーキーの#92オグンデジは決して良い成績というわけではありませんが,現状のパスラッシャーでは貴重な人材です.来年のステップアップに期待.

 

LB

60点 C (-20)

#54 フォイエ・オルオクン 80点 A (+5)

#45 ディオン・ジョーンズ 40点 F (-35)

#3 マイカル・ウォーカー 65点 C(-5)

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 D#の中では比較的マシなユニット.

 #54オルオクンはNFL歴代7位の192タックルで初のタイトル獲得.週間MVPも1度受賞しており,昨年に引き続き飛躍の年になりました.しかし,今オフにFA.残って欲しいですが,そんな余裕はないんだろうなあ()

 #45ジョーンズはシーズン中盤から急激に劣化.元々スピードを生かしたアスレティックなLBでしたが,今年はタックルが軽く,1対1で躱される場面が多数ありました.ディーボは来年も在籍しているはずなので復活しないとマジでヤバイ.

 #3ウォーカーは先発2人がほぼ固定のため,スナップは多くありませんでしたが,今年まパスカバーメインで悪くない内容でした.特にパンサーズ戦のPick6は見事.来年オルオクンに変わってスターターの座を掴めるか注目です.

 

CB

65点 B (+30)

#24 A.J. テレル 90点 S (+30)

#22 ファビアン・モロー 55点 F 

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 晩年リーグワースト3には入っていたパスD#も昨年のドラ1#24テレルの成長によりリーグ平均より少し下まで改善.ただ,あくまで全体としては平均以下です.パス成功率,TD数,レーティングは下位なので改善の余地あり.ただ,パスラッシュが改善されればこの傾向が大きく変わる可能性も十分あると思います.

 #24テレルは今年のD#MVP.PFFグレードはCBで2位で同メディアのオールプロに選出.またAP-All proの2ndチームにも選出.派手さは無いですが,Terrell Islandを領域展開し相手WRを封殺するシャットダウン型CBへと成長しました.

 逆サイドの#22モローは昨年のオリバーやシェフィールドより少し上くらいの成績.オフにFA.

 今年の4巡#34ホールは後半にスナップ数が増えましたが,なかなか厳しいルーキーイヤーでした.

 オフはモロー&オリバーが抜けて2番手以降がかなり厳しい状況になります.シェフィールドはS要員になってしまいましたし,CB2がホールというのは心許ないです.もう少し層を厚くしたいですが,全ポジションを見ると相対的に優先順位は低めか.

 

S

60点 C (-5)

#23 エリック・ハリス 60点 C (±0) 

#21 デュロン・ハーモン 60点 C (±0) 

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 昨年からスターター刷新となり,開幕前は少し不安がありましたが,思いの外なんとかなったなという印象です.

 NFL標準と比較すると決して良いというわけではありませんが,#23ハリスは終盤にIR入りするまでは割と存在感を見せていましたし,#21ハーモンもINTなどビッグプレーで見せ場は作れていたと思います.この2人は単年契約ですし,長期間のスターターというよりは若手が育つまでのつなぎの役割も大きいと考えています.

 ではその若手はどうなのかというと今年のドラ2#27グラントはシーズン中盤からスナップは増えたもののパッとした活躍はありませんでした.

 一方,2020年4巡#32ホーキンスは素晴らしいパフォーマンス(NYJ,DET)を見せるゲームもあり,来年以降も割と期待できそうです.あとは安定感が欲しい.

 

スペシャルチーム

K

80点 A(+5)(ヤンウェイ・クー)

 FGは27/29,PATは30/30と昨年のパフォーマンスがまぐれでは無いことを証明.今年は試合を決めるFGも3本決めており,その信頼は盤石なものに.クーもFAですが,彼の残留はマスト.

 

P

80点 A(トーマス・モーステッド)

 開幕スターターのナイザレクが酷すぎて今年もパント受難かと思いましたが,11月に契約した元セインツのモーステッドが大当たり.12月の月間MVPも獲得し,思わぬ形で正パンターゲット.彼もオフに契約延長したいところ.

 

まとめ

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 主要選手のPFFグレードは以下のツイートにまとめられています.

 個人的な2021シーズンのMVPは......

O#:コーダレル・パターソン

D#:A. J. テレル

です!これは文句なし.

 

 今シーズンは本当に7勝もしたか?と思うくらい(特に後半が)ハードなシーズンでした.攻守のラインという一番重要な部分が壊滅しているという致命的な弱みはあるものの,テレルやピッツといった若手のスターも台頭してきています.

 新HCのAスミスはゲームマネージャーとしては怪しい部分が多かったと思います.特に,勝ちゲームにおいて相手の勝ち筋を残してしまうことが多く,後半,特に4Qの保守的なプレーコールは大きな課題です.一方でチームづくりの面に関しては,前フロントの尻拭いをしている状態なのでまだ評価はできませんが,手持ちのカードで上手くやりくりするというよりは,ある程度タレントが揃った状態で輝くタイプなのかなという印象です.来年は絶対プレーオフとまでは言わないので,平均レベルのチームにはなんとか仕上げて欲しいです.

 オフはゲイジ,オルオクン,パターソンなど今シーズンの主力がFAとなり,キャップスペースも少ないためどのようにチームを立て直すのかGMフォンテノの手腕に本当にかかっています.ドラフトもほぼ全てのポジションがニーズであり,その全てを補強するのはまず不可能なので,どのように優先順位をつけていくのかも見ものです.

 

 ということで2021通信簿はこれで終わりです.2021-22シーズンの定期更新の最終回として「ライアンを頑張ってポジる記事」を投稿予定なので最後までお付き合いいただけると幸いです.

【MattyIce通信2021】Week18 vs セインツ

全てが足りなかった4ヶ月

 

 先週ビルズに圧倒的敗北を喫し,プレーオフへの可能性が完全に潰えたファルコンズ,最終週はホームに同地区のライバルであるセインツ(8勝8敗)を迎えました.ぶっちゃけ消化試合ですが,セインツのプレーオフだけは阻止したいところ.ガンバレ49ers

 

試合の感想

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(試合内容が酷さからちゃんとビデオを見返していないため,適当なことを書いている可能性がありますのでご了承ください.)

 「弱すぎる」の一言に尽きると思います.勝負になっていません.10点差とはいえ,攻守のラインにあまりにも差がありすぎたため,ほぼ逆転不可能な展開でした.

 

オフェンス

WR

 #14ゲイジは9rec,126Yds,1TDと奮闘.オフにFAになるゲイジにとっては良いアピールになったでしょう.シーズン後半から繰上げWR1となり,プレッシャーのかかる場面は多かったと思いますが,最終週にシーズンベスト.

RB/FB

 #28デービスは2度のファンブルロストでO#の大戦犯に.後半戦で上がっていた評価が再び急降下.

CP

 スクリメージYdsが12Ydsは寂しいです.今シーズンのO#MVPは間違い無いでしょうが,後半戦は元気がありませんでしたね.

TE

 #8ピッツは8Yds止まりでルーキーTEのレシービングYds記録を60年ぶりに更新することはできませんでした.

OL

 問題児LG#77メイフィールドは怪我で欠場で,逆に良くならないかと思いましたが,普段通りでした.

O#総評

 数ヶ月同じことを書き続けているのでもうくどいと思いますが,WRのタレントレベル,OLの練度の双方が全く足りておらずO#が機能していません.CPやピッツの個人技でのロングゲインが出たドライブくらいしかTDにつながらない状態はシーズン通して変わらず.

 OLに関しては問題児が1巡とルーキーということでオフにどういう方向に舵を切っていくのかは気になるところです.OLさえ整えばWRの質は多少譲歩できるはずですし,来年はピッツ完全体が最強のエースとして台頭してくれるはずなので本当にOL次第.

 

ディフェンス

D#総評

 正直これがプロのレベルなのか疑うレベルです.これも毎週書いていますが,「相手のO#を止める」という概念が存在しません.基本的にセインツのRBカマラがもって走れば5Ydsは出されますし,3rd Downコンバージョンはショートならラン,ロングならCB#24テレルの逆サイドに投げて楽々更新されるかペナルティでオートマティック.見てる側としてはただの拷問です.

 セインツのO#はスタッツ上はリーグでも相当下です.さらに先発QBヒルが故障で離脱してQBが3番手のシミアンとなっても何も変わりませんでした.

 ファルコンズはD#が悪いというイメージを持つ方は多いと思いますが,今年に関してはD#が存在しないという方が正しいと思います.

 一応触れておくとLB#54オルオクンはタックルリーダー(192)でシーズンを終えました.ドラフト下位から昨年一気に成長,今年は週間MVPやタイトル獲得など充実したシーズンを送りましたが,彼もFAです()

 

ライアンのパフォーマンス

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 シーズン4000Yds,届かず......

 正直これが一番辛いです.この日は後半明らかにロングボムのアテンプトが増えていましたがうまく通らず結局いつも通りの平凡なスタッツに.インターセプトに関してはセインツCBのスーパープレーだったので,大きなミスという感じではありません.

 パス精度自体は悪くないのですが,ライアンの思い切りが良くないのとそれを信じたプレーコールができなかった印象です.やはり信頼できるレシーバーが最低3人は欲しい.

  

2021シーズンさっくりまとめ

 結局7勝10敗でシーズン終了ということになりました.昨年と比べて3つ勝ち星を伸ばしましたがこれは全てスケジュールのおかげであり,チーム力自体は衰弱しきっています.キャップスペースもそこまであるわけではなく,正直ドラフト1巡が3つ欲しいくらいタフなチーム状況です.正直あまりオフのことを考えたくないのが本音.

 

 レギュラーシーズンの定期更新はこれで終了ですが,一応「MattyIce通信2021 シーズンまとめ」というライアンの1年を振り返るニッチな記事と「通信簿2021」というシーズン全体の振り返り記事を投稿予定ですので,そちらの方も読んでいただけると幸いです.

 

画像出典元

https://nextgenstats.nfl.com/ 

【MattyIce通信2021】Week17 vs @ビルズ

これが今シーズンのファルコンズ

 

 あけましておめでとうございます.今年もよろしくお願いいたします.

 2022年一発目の対戦相手はAFC東地区首位のビルズ(9勝6敗).分不相応にプレーオフ戦線に生き残っているファルコンズにとっては実力の違いを知れる良い相手です.

 

試合の感想

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 前半はセーフティにインターセプト2つと思わぬビッグプレーが飛び出しリードして終えるという意外な展開.しかしながら,相も変わらず後半の弱さが露呈し結果的には戦前の予想通りの惨敗.2021ファルコンズの実質的なシーズン終了にふさわしい,クオリティの低い内容だったと思います.

 

オフェンス

WR

 もはや#14ゲイジしかいないこのポジション.そのゲイジには獲って欲しかったなあというパスが2本ありました.繰り上がりWR1なので仕方ない部分はありますが.

 他のメンツは完全に行方不明.ゲイジ以外のWRのスタッツを見ると#17ザキーエスが2rec,8Ydsだけ.オフにしっかり補強しましょう.

RB/FB

 ランはトータル96Yds,平均4.4Ydsとファルコンズにしてはよく出ていました.

 #28デービスは後半になって持ち味のパワーランがよく発揮されていると思います.

 一方,#30オリソン含めブリッツには全く対応できなかったのは課題.

CP

 ここ数試合はスタッツが伸びていません.パターソン依存脱却のためにあえてなのかもしれませんが,前半戦のハードワークでバテ気味な気もしています.ただ,彼へのスクリーンは割とよく出ていたのでこれは最終週も有効に使っていきたいところ.

TE

 ピッツは試合通した活躍はありませんでしたが,61Ydsのビッグゲインを決めてついにシーズン1,000Yds到達!ルーキーでは60年ぶりで史上2度目という偉大な記録です.先週のフランチャイズのTEとしてのレシービングヤード記録に引き続き,この試合ではルーキーのレシービングヤード記録を更新.

 しかし,残念なことに前半の終わりにハムストリングを負傷.後半のスナップでは戻ってきてはいましたが,フリオが長期的に悩まされているのを見ている以上不安が残ります.来週はもう休んでくれといいたいところですが,ピッツ抜きとなるとO#は完全に終わるので難しい.

 この試合でPS上がりの#46ヘッシが存在感を発揮しました.来シーズンはハーストもいなくなると思うので,ピッツ以降のTEも頑張ってもらわなければいけません.

OL

 悪い意味で平常運転.この試合はライアンの持ちすぎによるサックもありましたが,やっぱりパスプロはボロボロです.それに加えてまともなレシーバーがいない状況でパスO#が成立するはずがありません.

 とはいえPFFグレード自体は一部を除いて悪くないらしいです.RG#63リンドストロムとC#61ヘネシーは分かりますが,RT#76マクゲイリーは疑問符です.

O#総評

 「低質のOLと明らかにタレントレベルの足りていないWR陣」というのは紛れもない事実ですが,これだけで片付けて良いのかというのも実は疑問だったりします.今いる選手を上手く使ってもっと良いO#ができないのかとも思いますし,そもそもそのレベルにすら達していないのではという気もしています.いずれにせよ,今年は首脳陣にとっても頭を抱えるようなチーム事情だったので,チーム作り含めて来年に期待.(=今年はもう期待しない)

 

ディフェンス

LB

 先週の週間MVP#54オルオクンは2試合続けてのインターセプトを記録.しかしながら,相変わらずタックル数の割に内容はよくありません.ちなみにそのタックス数はついにリーグトップとなり,10タックル以上決めた試合は今シーズン11試合目.

 相方の#45ディオン・ジョーンズは相変わらず微妙.ファルコンズD#全体にも言えることですが,タックルが軽すぎます.全盛期のような機動力を生かしたプレイメイカーの面影は何処へ.

DB

 CB#24テレルはリーグ有数のWRディグスとのマッチアップ.序盤はやられ気味でしたが,終わってみればよく抑えてくれました.

D#総評

 インターセプトを3つも奪うも,それ以外のドライブは(最後の時間を使い切ったものを除くと)全てTD献上とこの試合もD#をしていたとは言い難い内容でした.ビルズQBアレンのパスが乱調気味だったこともあってパスは120Ydsに押さえ込みましたが,ランが233Yds平均5.3Ydsと全く止まらず.タックル含めてD#全体がパワーで負けているため,シンプルなラン攻勢に全く太刀打ちできていません.プレーコールやビッグプレーで埋まる差ではなかったということでしょう.

 

ライアンのパフォーマンス

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 以前はこんなスタッツはシーズンに1度か2度しか見ないものでしたが,今ではこれが平常運転です.基本的にクリーンポケット下ではレシーバーが空かず,ポケットが崩れたときにショートパスからRACで前に進むという状態で,見ていて辛いものがあります.前述の通り,ライアンが持ちすぎる場面も多くありますが,良いときと比較すると思い切りよく投げ込めるレシーバーがいないのも事実です.

 あとこの試合4QではライアンのランでTD→ライアンのトーンティング→TD取り消し→トーンティング適用で15Yds罰退→O#失敗という場面がありました.結局このドライブでTDが取れなかったことで敗北が確定し,最後は自身のペナルティがきっかけでシーズン終了という悲しい結末に.

 シーズン4000Ydsまであと2試合で248Yds...万事休すか?

 

次戦への期待

 来週はいよいよレギュラーシーズン最終戦.ホームにライバルのセインツ(8勝8敗)を迎えます.ファルコンズプレーオフの可能性も潰えましたし,ドラフト的には負ける方が美味しいことが間違いありません.しかし,ファルコンズが負けてしまうとセインツがプレーオフに進出する可能性も出てくるので,個人的には勝ちで締めて欲しいものです.

 

 

画像出典元

https://nextgenstats.nfl.com/ 

【MattyIce通信2021】Week16 vs ライオンズ

接戦に強いわけじゃない

 

 Week16はホーム初勝利をかけてライオンズ(2勝11敗1分)と対戦.成績だけ見れば明らかな格下ですが直近の成績は同じですし,チームスタッツに関しては向こうの方が上だったりします.しかし,先週のARI相手の大金星の立役者のQBゴフはCOVIDリザーブ入り,さらにエースRBスウィフトも欠場ということでファルコンズとしては流石に勝ちたいところ.

 

試合の感想

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 戦前の楽観的な予想とは裏腹にかなりギリギリの試合になりました.ライオンズ側は今いる選手たちでしっかり勝ち筋を追っていましたが,こちらはそれに対して常に後手に回っている状態でした.内容的には完全にファルコンズの負けです.

 これで7勝8敗.なんだかんだでまたプレーオフの可能性は残っているようですが,ほとんどのファンがまあ無理だろうなと思っているはず.実際私もプレーオフ進出のシナリオなんて一切知りません.ただ,幸運なことに今年は勝率5割付近のチームが非常に多いのでこの成績でもドラフトトップ10指名は狙えます.(そっちかい)

 

オフェンス

WR

 #14ゲイジはここ3試合好調でしたが,この試合ではドロップにファンブルロストなどミスが目立つ内容に.繰上げではあるもののWR1としては少し不安が残ります.2番手以降なら十分なんですが.

 また,この試合では欠場の#4シャープの代わりに#10マービン・ホールが復帰.1プレーだけですが,駒が増えるのはありがたいことです.

RB/FB

 ランはトータル47Yds,平均2.6Ydsと沈黙.デービスもパターソンも馬力のあるタイプですが,もう少しレーンが空かないと流石に厳しいです.

CP

 ここ2試合はスタッツは伸びていませんが得点にしっかり絡んでいるのはさすが.WR陣がいない分レシーバーとしての起用が増えるのではと思っていましたが,完全にRB1としての起用です.逆に最近はレシーブでの貢献はデービスの方があるかも.

TE

 ピッツは今シーズン3度目の100Ydsレシーブ.相変わらずの化け物.一つ一つのプレーに華がありますしフランチャイズの希望が詰まっています.

 これでシーズン949Yds,ルーキーのTEでは史上2位,ファルコンズではチーム史上1位の数字です.少し厳しいかもしれませんが,ルーキーTE史上1位の1,076Ydsも見えてきました.

OL

 オープニングドライブで3サック献上という災厄級の立ち上がりでしたが,そのあとは大事故には至らず.

 パスプロテクションに関しては常に低空飛行ですが,ランブロックが試合によって不安定なのは気になります.そういうものなのでしょうか...?

 崩壊してないだけで及第点に思えてしまうというのがレベルの低さを如実に表しています.ぶっちゃけLG#77メイフィールドとRT#76マクゲイリーは早めに見切ってもいいかもしれない.

O#総評

 結局O#はトータル254Ydsと上手くいったとは言い難い結果ですが,この試合ではtime of possession がライオンズが38:05と支配的だったため,ドライブ自体が少なかったというのはあります.そのため,別段内容が悪いという印象はありません.

 しかし,やはりAスミスの4Qの保守っぷりは健在で,この試合ではランランパスが自陣でのファンブルロストになるという最悪の結果に.今年勝った7試合は全て接戦ですが,まともなゲームマネジメントができればそもそも接戦にすらなっていないですからね.この辺りはルーキーHCということで今年は多めにみたいと思います.

 

ディフェンス

LB

 #54オルオクンは殊勲賞のインターセプト.ここ最近は内容は微妙でタックル数だけ伸びている状況だったので,試合を変えるプレーが出たのは嬉しいです.ちなみにタックル数166はシーホークスのワグナー(170)についでNFL2位.

 #45ディオン・ジョーンズはミスタックルが多すぎます.全盛期は存在感は完全に消失.PFFグレードは38.3で75位/85人だとか.

DB

 相手が控えQBということもあって参考記録ですが全体として悪くない内容でした.

 テレルの逆サイドのCB#22モローも無難なパフォーマンスでしたし,ドラ2S#27グラントや2年目S#32ホーキンスといった若手にも好プレーがみられたのは良い兆候です.

 一方で,ルーキーCB#34ホールはやられまくっています.

D#総評

 基本的にテレル以外の希望が一切見出せない状況です.ゼロパスラッシュ,タックルミス連発で「D#が止める」ということがほぼ起こりません.この試合はここ一番でS#32ホーキンスのTFLやLB#54オルオクンのインターセプトなどのビッグプレーが出たおかげでなんとかなりましたが,プロのレベルのD#とは到底呼べないレベルだと思います.

 

ライアンのパフォーマンス

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  前半だけでこのスタッツなら最高でした.プレッシャー下でもしっかりパスを通していましたし,ピッツへのロングボム,ハーストへのTDパスなどコントロールも良かったです.それ故に,O#の機会が少なかったのは残念です.

 ちなみにこの試合で通算パスTD数が366となり,イーライマニングと並んで歴代9位になりました.正直もっと早く更新できると思っていましたが,Week10以降7試合でTDパス4ですからね.さすがに少し寂しいです.

  シーズン4000Ydsまであと2試合で445Yds...ガチで焦ってます

 

次戦への期待

 来週は敵地でのビルズ戦(9勝6敗)ということで得失点差(+163)NFL1位の相手に-122のチームが挑みます.どう考えても無理ゲー.スタッツを見てもファルコンズが勝っている要素は一つもなく,特にビルズはパスD#が良いということでライアンのシーズン4,000Ydsのことしか頭にない私としてはかなり焦っています.

 現実的な予想として56-3くらいまで覚悟していますが,逆に序盤から差がつきすぎてパスYdsだけ伸びる展開にちょっと期待してます笑

 

画像出典元

https://nextgenstats.nfl.com/ 

【MattyIce通信2021】Week15 vs @49ers

たった1Yd,されど1Yd

 

 ついこの間始まった2021シーズンも気づけば終盤.

 めちゃくちゃ弱いのに何故かプレーオフ圏内にいるファルコンズ,今週は同じくプレーオフ圏内で普通に強い49ersのホームに乗り込みました.

 ここまで格上相手には1勝もしていませんが,果たしてどこまでやれるのやら......

 

試合の感想

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 キックオフでのターンオーバーにより,いきなり敵エンドゾーン手前からのドライブという予想外の開幕.そして,そのままRB#84パターソンが突っ込んでTDかと思いきやレビューで取り消しに.その後は敵陣1Ydsから3連続O#失敗で得点を奪えず,あっという間に主導権を手放します.

  49erはそこからテンポよく得点を重ねていく一方,ファルコンズは敵陣でのギャンブル失敗,消極的なFG選択で点差を縮められず.

 戦前はシンプルに力負けすると予想していましたが,実際は数多のチャンスを決められない展開が続いたので割とダメージの大きい敗戦です.TB戦の記事でも書きましたが,後少しに感じる差が想像以上に大きいです.

 

オフェンス

WR

 #14ゲイジは91Yds,1TDの活躍.ここ数試合存在感が増しているのは素晴らしい.特にTDの場面は今シーズンでもトップ3に入るナイスレシーブだったと思います.

 一方,それ以外のWRはというと今日も完全に空気.下の画像の通りパスターゲットはゲイジとピッツがほとんど.ザキーエスもロングボムのレシーブが1本あったものの,本当にそれだけ.

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RB/FB

 過去3試合100Yds超えていたランは62Yds,平均2.7Yds,maxはライアンの8Ydsと完全に沈黙.1st Downまで残り1, 2Ydsというシーンですらランで更新できず,O#全体が窮屈になっていました.パスO#が安定しない中でランまで出ないと完全に手詰まりです.

CP

 スタッツ自体は今シーズンワーストでしたが,パフォーマンスが悪いかと言われるとそこまででもない印象.パターソンに頼りすぎはよくないと度々言及してはいるものの今日はもう少しレシーバーとしても使えば良い気はしています.

TE

  #8ピッツは今日こそTDとはいきませんでしたが,すでに来シーズンが楽しみになるような印象に残るプレーを見せてくれました.シーズンのレシービングヤードは847Ydsとなり,史上2人目のルーキーTEで1000Yds到達も現実味を帯びています.

OL

「特にどこまでパスプロがもつのかは注目です.」と先週の記事の最後に書きましたが,もちませんでした!ランブロックもパスプロテクションも相手が格上になった途端に抵抗すらできないのは変わらず.

 個人単位ではまずはRT#76マクゲイリー.「トレードアップして1巡で指名した」ことを新規NFLファンが知ったら気を失うレベルのパフォーマンスです.この試合は49ersの若手スターEDGEニック・ボサに完敗.毎年NOのジョーダンにボコられ続ける中でなのを学んでいるのでしょうか......

  あとは私の中でスパイ疑惑が日に日に増しているLG#77メイフィールド.ペナルティも多いし,真ん中ぶち抜かれるしもう既に来年の立場が怪しい気がしています.

O#総評

 この試合の敗因はレッドゾーン内で3度の4th Downギャンブル失敗です.ここまでの勝負弱さは選手個人というよりはプレーコールに問題があると思います.特に顕著なのは,最初のドライブでTE#8ピッツをブロッカーにして,ブロッキングTE#85スミスにパスを投げて失敗という場面.特にトリックプレーというわけでもなく普通に投げて失敗なので.ピッツを使えという声が上がっても言い訳できないコールでした.

 2年前49ersに勝利した際はライアン-フリオというどんなD#が相手でも通用するホットラインがありましたが,今はパスもランも中途半端でこれといった強みがありません.格上相手に勝つには安定したOLか,OLに関係なく活躍できるタレントが必要なんだなあとしみじみ感じています.

 

ディフェンス

DT&EDGE

 何かしてました?

 プレッシャーrate,サック数ともにリーグワーストだそう.誰も活躍してないし,この項目が消えるのも時間の問題か?()

LB

 このポジションも毎週内容が悪くなっていますが,そろそろ書くことがなくなってきました. 反応も良くないし,タックルも軽いですが,DLというD#の大前提が終わっているので正直評価が難しいです.

DB

 SハリスがIR入りしたことで,もともとペラペラのデプスが瀕死状態です.今日の試合を見た限りではDB全体としてNFLのスターターレベルはCB#24テレルのみという状態に.

 ルーキーCB#34ホールもやられる場面ばかりでした.今年の2巡のS#27グラントも出てたかすら怪しい状態で,テレル以外の最近ドラフト指名したDBがまともに戦力になっていません

D#総評

 49ersQBガロッポロの成績(18/23,235Yds,平均10.2Yds,1TD,0INT),そしてランD#成績(トータル162Yds,平均5.1Yds)を見ればわかるようにD#になっていません.相手のランブロックに対応できず,試合終盤まで1st DownのYds/Playが10Ydsを越える異常事態に.

 プレッシャーかからない,タックル軽い,集まりも良くないの三拍子で49ersO#に完全に好き放題されてしまいました.これをあと3試合観ないといけないのが結構辛い.

 

ライアンのパフォーマンス

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 パス236Ydsでもよく投げたと感じてしまうのが悲しい.この試合はコンスタントにゲインできない状況の中,ロングボムを通して一気に敵陣へという場面が何度も見られたのは良かったですが,結局レッドゾーンでは手詰まりでした.

 パフォーマンス自体ははどうなんだと言われるとランが出ない,パスプロもたない,レシーバーいない,そしてそれらを補える作戦もないという絶望的な状況のため評価が難しいというのが本音です.個人的には衰えたとか劣化したという印象はそこまでありません.単純に余裕を持ったプレーができていないように思えます.

 シーズン4000Ydsまで後3試合で660Yds...ギリ間に合う?

 

次戦への期待

 今週はプレーオフに希望を抱くファンの心を打ち砕く敗戦でしたが,次戦はさらなる試練が待っています.相手はシーズン未だ2勝のライオンズ.3週間くらい前までは勝ちで計算していましたが,直近5試合は2勝3敗でファルコンズと同じです.今週はトップシード争いをするカージナルスに完勝しており,いよいよファルコンズがアンダードッグになりそうな勢いです.しかも,今シーズン1勝もしていないホームスタジアムでの試合ということで嫌な予感しかしていません.昨年の同カードでは悪夢のト○ド・ガ○リ○事件もありましたね.

 プレーオフ争いはほぼ終了したというのにまた嫌な緊張感で応援することになりそうです笑涙

 

画像出典元

https://nextgenstats.nfl.com/ 

 

【MattyIce通信2021】Week14 vs @パンサーズ

健康で幸運なチーム

 

 Week14は敵地でのパンサーズ(5勝7敗)戦.前回対戦したWeek8ではトータル213Ydsに封殺される惨敗を喫しました.しかし,それ以降パンサーズはOC解雇やマキャフリーシーズンエンド,ニュートン復帰などなかなか大変なシーズンを送っている様子.

 決してファルコンズも状態は良くありませんが,今年は敵地の方が好成績ということもあり前回よりは良い戦いができるのではないかという試合前の期待.

 

試合の感想

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 ファルコンズ先攻で3凡&チャレンジ失敗という最悪な出だしの後,パンサーズQBニュートンのランであっさりTDを許し,序盤から完全にパンサーズムード.お疲れ様ムードが漂っていましたが,WR#14ゲイジ,RB#84パターソンらの活躍で同点に.さらに,そこからLB#3ウォーカーのPick6で主導権を奪取.そこからお互い点を取り合いましたが,なんとか勝ち切れました.

 お互いやらかしが多い中,こちらのは多くが未遂で済みましたが,パンサーズのそれはターンオーバーに繋がり,運も味方したと思います.

 なんだかんだで6勝7敗となり,可能性は低いですがまだプレーオフの可能性はあります.決して満足できる内容のシーズンではありませんが,終盤までプレーオフ争いに絡めていることは幸運.

 

オフェンス

WR

 #14ゲイジはロングボムに3rdDownでのレシーブなど良い場面での活躍が光りました.

 しかし,やはり全体的なタレントレベルの低さは否めません.実際,この試合に関してはWR自体はゲイジとシャープの2人しかレシーブしていません.加えて,シャープは1レシーブ7Ydsと実質ゲイジだけという状況.

 今年ドラフトで指名した#88ダービーは何をしているのでしょうか?STでフェアキャッチのサインを出しているリターナーに突っ込んでペナルティくらったことしか印象にないんですが......

RB/FB

 パスO#が徐々に弱くなっていくのに対して,ランは強固に.3試合連続でラン100Yds超えはかなり久しぶりなはず.

 特に,左方向へのランが半数以上で#84パターソン,#28デービス,#30オリソンの誰でもある程度のYdsは出せるようになっています.

 特に#28デービスはパスでの貢献も光っており,特に2Qでは3rd&11で相手のブリッツに対してスクリーンパスからのロングゲイン.ブリッツにうまく対処できたのは今シーズン2回目くらいかなあ()

 忘れてはいけないのが4Q4:54でのオリソンのファンブル.恐らくRBが一番やってはいけないプレーなのでオリソンはまたスナップが減りそうです.

CP

 この試合も相変わらずの大エースっぷりを発揮.この試合でシーズンのランとパスのTDが5つずつとなりフランチャイズ記録に.一年目からチーム史に名を残す活躍です.

TE

 #8ピッツはいつもと同じ,悪くはないけど若干物足りなさの残る内容.そろそろ爆発してくれ.

 #81ハーストはこの試合で復帰して1TD.レッドゾーンに限定すれば彼の方が頼りになっています.それにしてもここまで気持ちよく決まるTDは久しぶりだなあ.

OL

 ランブロックはここ3試合かなり安定.先週ランD#リーグ1位のバッカニアーズ相手に見せたパフォーマンスはまぐれではなかったことが証明されたと思います.

 一方,パスプロに関しては相手依存なところが大きい現状なので評価が難しいです.それを加味しても先週よりはマシだったかなと思います.

 先週うまくいかなかったCのローテーションはこの試合ではなし.#61ヘネシーが全てのスナップに参加しています.

 選手単位では,ここ数試合でRT#70マシューズのペナルティが多いのが気になります.

O#総評

 O#が挙げた得点は22点ですが,実力通りでしょう.

 ランが安定してきたため,3rd&ショートや4th&ショートをランで更新できるようになったのは大きな成長です.一方で,パスはレシーバー不足でうまく機能せず,苦しい状態が続いています.

 気になったのは前半の終了間際,パスが1本でも通ればFGも狙える場面でタイムアウトを使わずそのまま前半を終えた場面です.セーフティリードという概念が存在しないファルコンズにとってはかなり消極的な選択でした.Aスミスのゲームマネジメントはやはり疑問が残ります......

 

ディフェンス

DT&EDGE

 悪い意味で言うことなし.パンサーズは両Gの先発が不在とのことでしたが,その影響が出ている様子もなし.

LB

 2年目#3ウォーカーはこの試合のヒーロー.プレーしたのは5スナップだけですが,先週のデビッドソンに続いて2年目の選手がビッグプレーを見せてくれるのは嬉しいです.

DB

 CB#24テレルはTD1本許したものの,パスディフラクション3つと相変わらずの"Terrell Island"でした.シャットダウンコーナーゆえに目に見えるスタッツは伸びていませんでしたが,INTも記録.(これでもっと知名度上がってくれ)

 懸念はS#23ハリスの負傷.Sのデプスがいよいよヤバい状態になっており,パターソンの登場もネタではなくなっています.

D#総評

 正直相手O#を止められていたかと言われると微妙でした.やはり,相手の調子が良いとサクサク進まれる印象です.それゆえにウォーカーのPick6をきっかけにニュートンのパスが荒れ始めたのが大きかったですね.

 如何せんタレントレベルが足りていないので,その割にはよくやっているのかなと思います.ペナルティが少ないのもグッドポイントです.

 

ライアンのパフォーマンス

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 可もなく不可もないスタッツですがやはりパスYdsが伸びません.シーズン4,500Ydsが当たり前だったのが信じられませんね.内容としては危険なスローが4つありましたが全てINT未遂に終わり,かなり運に恵まれていたと思います.それ以外ではライアンの調子のバロメータであるロングボムも通る場面がありましたし,プレーコール含めて悪くない内容だったと思います.

 特に最後の試合を決めるドライブでは,3凡→パンサーズTD&2pt成功で同点→OTで負けというフラグが立ちましたが,ピッツへ通してで3rd&13を更新.非常に価値の大きいプレーでした.プレーコールも素晴らしかったです.

 ちなみにあと3本のTDパスで通算TD数でイーライ・マニングを抜いて歴代9位に浮上します.さすがに今シーズン中には達成できるはず?

シーズン4000Ydsまで後4試合で896Yds...こっちはワンチャン怪しいかも?

 

次戦への期待

 来週は49ers(7勝6敗)のホームに乗り込みます.49ersといえば,2年前の会心のアップセットが記憶に新しいですが,あの時はライアン-フリオのホットラインが健在でした.ファルコンズはその時より大幅にパワーダウンしていますし,向こうも直近5試合で4勝と調子を上げているのでかなり厳しいゲームになるでしょう.特にどこまでパスプロがもつのかは注目です.

 もし何かの間違いでファルコンズが勝つようなことがあればプレーオフが現実を帯びてきます.過度な期待は禁物ですが,そういう気持ちで試合を見れるのは良いことです.(ドラフト順位から目を背けながら......)

 

 

画像出典元

https://nextgenstats.nfl.com/ 

 

【MattyIce通信2021】Week13 vs バッカニアーズ

果てしなく遠い3点差

 

 Week13はホーム初勝利(ロンドンは除く)をかけてバッカニアーズと対戦.

 結果はお察しの通りですが,内容面でどこまで抗えたのか振り返っていきたいと思います.

 

試合の感想

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 ただただ惨敗.TB12に土をつけるという夢も叶わず,これでTB12は対ファルコンズ10勝0敗に.

 前半を3点差で終え,後半がファルコンズのO#からということで一気に畳み掛けることができればチャンスあったかもしれませんでしたが,そういう勝負勘がなかなか根付きません.結局この試合でも後半は無得点で,細かい部分の良し悪し以前にゲームマネジメントとして根本的な改善が必要な状態です.

 

オフェンス

WR

 WR1の#14ゲイジはシーズンベストの11Rec/12Tgt,130Ydsを記録.3rdダウンでの価値の高いレシーブやRACなどで貢献はしましたが,後半最初のドライブでファンブルロスト.これに関しては相手D#が素晴らしかったのはありますが,得点がマストのドライブでのターンオーバーは流石にアウト.

RB/FB 

 RB#28デービスは4car,32Yds,1TDとまずまずの活躍.パスでも37Yds稼ぎ,本来彼に望んでいた働きに近いパフォーマンスだったと思います.

CP

 ついにセーフティのデプスにも名前が載ったパターソンですが,13car,78Ydsと安定したランアタックに貢献.ランで毎試合ビッグプレーが出るのはかなり久しぶりです.シーズンのスクリメージヤードもキャリアで初めて1,000Ydsを超えました.

TE

 チームが浮上するために一番重要なキーとしてあげているピッツですが,この日も大器の片鱗止まりでした.前半は4rec,48Ydsで存在感を発揮していたのですが,後半はキャッチなし.シーズン序盤の勝ちゲームは全て4Qのピッツのビッグプレーがキーになっていたので,後半にいかにピッツを活かすプランが重要な気がずっとしています.

OL

 完全崩壊でした.ランに関してはスタッツを見れば明らかなようにここ2試合で改善されていますが,パスプロが終わってます.中央をぶち抜かれてのサックが3回くらいあり,パスプレーが成立するかどうかのギリギリのラインです.

 個人としてはルーキーLG#77メイフィールドが凄まじく酷いです.バッカニアーズのDTヴィタ・ヴェアがスナップからそのままQBに突っ込んでくる状態ですからね.自分がQBなら死んでます.

 あともう一つ言いたいのはCのローテーションです.前の試合から昨年指名した#61ヘネシーとルーキーの#67ダルマンをローテーションで起用していました.しかし,この試合2QのFGに終わったドライブ,2nd&Goal敵陣1Yds未満という大チャンスでダルマンがスナップミス.その時のベストではない布陣での自爆は誰も得しません.ローテーション自体は良いと思いますが,シチュエーションはもう少し考慮するべきなのかなと思いました.

O#総評

 結局TDは最初のドライブだけで,後半最初のドライブも敵陣まで進んでファンブルロストとこれじゃ勝てないよなという内容でした.決定打を出せる選手がいないのもそうですが,やはり後半のアジャスト能力のなさは,バッカニアーズのようなチーム相手には致命的です.ただ,OLというO#構築の大前提が壊滅しているというのも事実で,単純に他のチームと比較してどうこうという問題でもなさそうです.

 

ディフェンス

DT&EDGE

 パスラッシュは完全にお通夜です.何もしていないので語ることがありません.

 唯一光ったのは2年目のDT#90デビットソン.前半終了間際にブレイディからPick6というスーパービッグプレーを決めました.珍しくチーム,スタジアムの盛り上がりを感じましたが,結局O#が応えられず.めげずに頑張ってほしいです.

LB

 LB#45ディオンジョーンズは良いプレーもありますが,やらかしも増えて来ており,安定感自体はだいぶなくなってきたと思います.

  LB#54オルオクンも目立った活躍はありませんでしたが,タックル数だけはどんどん増えてついにリーグ2位に.

DB

 完全に力負け.リーグトップレベルのバッカニアーズのレシーバー陣相手では個の力に差がありすぎました.

D#総評

 最初のドライブは4th&4を難なく通され,パスだけでTDまで持っていかれるという舐められっぷり.実際止まってないのでそれが正解ですが.

 パスラッシュゼロの時点でD#のスタートラインに立てていないのでしょうがないです.来年ドラフトでいっぱい指名しましょう.

 

ライアンのパフォーマンス

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 内容はDAL戦以降では一番良かったと思います.悪いときにありがちな過度に保守的なプレーも少なかったですし,タイトウィンドウにもしっかりパスを投げ込めていたと思います.しかし,何故か定期的に訪れるノータイムでのパスラッシュによって気持ちよくプレーさせてもらえませんでした.少なくとも純正ポケットパサーがプレーできるOLではないです.マックジョーンズ君そこ替わってくれ.

 久しぶりに300Yds近くパスを投げましたが,ここ4試合でTDパス1本はいくらなんでも寂しすぎます.ファルコンズD#と戦わせてあげたい.

 

シーズン4000Ydsまで後5試合で1086Yds...届きそう?

 

次戦への期待

 来週は敵地でのパンサーズ戦(5勝7敗).仲良く地区最下位で並んでいますが,Week8ではO#がトータル213Ydsに抑えられ惨敗しています.D#が安定している分パンサーズに分がありそうですが,向こうも向こうでかなり苦しんでいるようなので泥沼の一戦といきましょう.

 

画像出典元

https://nextgenstats.nfl.com/