自己満足の殿堂

NO FALCONS, NO LIFE

【NFL】2019シーズン展望&スタッツ予想

今回は半分くらい趣味企画です.

オフェンス主力選手スタッツ予想

まず,オフェンス主力選手のスタッツをポジティブ,ネガティブ2通りで予想していきます.

数値は基本的には過去の成績をベースにテキトーに決めていますが,一応矛盾が生じないように調整してあります.

昨年のスタッツはこちらから

Atlanta Falcons Stats at NFL.com

QB マット・ライアン

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 ポジティブ予想

リドリーのブレイクによって,パス獲得ヤードはキャリアハイで5,000ヤードクラブの一員に.それに加えて,キャリアのパス成功率歴代5位の実力も遺憾無く発揮している.投げまくる分,インターセプトは去年より増加するがレーティングも高水準をマークする.

 ネガティブ予想

シンプルに全体的に数字が落ちる.MVPの翌年に雰囲気は近いが,そのときよりはレシーバーが充実しているため,パス獲得ヤードは4,500を超える.

 

WR フリオ・ジョーンズ

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 ポジティブ予想

レシービングヤードは稼ぎながらも,レシーブ数は減少.困ったときのフリオ依存から脱却の兆しを見せる.また,タッチダウンも昨年と同等でキャリアで2番目の数字.

 ネガティブ予想

連続1,400ヤードレシーブ記録が途切れる.素晴らしいスタッツであることは間違いないが,タッチダウンが少なく,レッドゾーンO#の苦戦が端的に表れている.

 

WR カルヴィン・リドリー

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 ポジティブ予想

序盤からTDを量産し,先発試合が増加する.シーズン最終盤は控えめになるが,2年目にして1,000ヤードレシーブを達成.序盤の勢いを保てればもっと伸びるという期待も感じさせるシーズンに.

 ネガティブ予想 

堅実な活躍を見せるが,ルーキーイヤーの序盤のような爆発はなく,全体的に数字が落ちる. 

 

WR モハメド・サヌー

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 ポジティブ予想

リドリーの大ブレイクによってスタメン試合は減少するが,要所要所で存在感が際立つ.昨年よりも数字が下がるのは,流石にこれ以上キャリアハイを更新しないだろうという予想から.フリオへのタッチダウンパスを通す.

 ネガティブ予想 

昨年よりは成績は悪化するだろうという予想とリドリーがブレイクしないのダブルパンチ.ファルコンズ1年目と2年目を足して2で割ったイメージ.

 

TE オースティン・フーパ

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 ポジティブ予想

新TEコーチの下で飛躍を見せるが,レシービングに関しては緩やかな成長.アクロバティックなプレーも健在で,2年連続のプロボウル(代替)選出も視野に入る.

 ネガティブ予想 

成長が止まる.

 

RB デボンタ・フリーマン

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 ポジティブ予想

復帰して全試合出場は叶わないものの,9タッチダウンとエースRBとしての役割を果たす.1試合あたりのラッシュ数は例年とほぼ同じだが,健康面も考慮してレシービングが減少すると予想.

 ネガティブ予想 

出場すれば仕事をするが,故障の不安が終始つきまとうシーズンに.プレーオフを争う終盤に彼の不在が大きく響いてしまう.

 

オフェンス展望

オフェンス全体としては,オフに重点的に補強したOLがどこまで機能するかが,やはり最大のポイント.Cマック,LTマシューズという安定感のある2人に加え,RGのドラフト1巡リンドストロムもプレシーズンを見る限り良さそうです.RTは2年目のゴノ,もう一人の1巡マクゲイリーのどちらかになりそうですが,そこはまだはっきりしていません.LGはFA組のカーペンターorブラウンになりそうですがここが怪しいです.シーズン序盤は日程的にも苦戦必至ですが,同地区対決の多い終盤で形になっていて欲しいなと思います.

 

そして,OLとも関わってきますが,RBフリーマンの健康状態が若干不安が残ります.逆に15試合以上出場できれば,1,000ヤード走れる実力を持っているので得点力が底上げされるでしょう.また,昨年のリーディングラッシャーのコールマンは移籍したため,スミスが2番手ということになります.昨年はそこまで走っていない割に4タッチダウンと,期待の高さが伺えます.そのほかにもドラフト組のオリソンやヒル,バーナーといった面子も控えており,フリーマンへの負担を減らしつつ,うまく使い分けたいところです.

 

QB, レシーバー陣に関しては例年通りの活躍をしてくれれば十分です.特に,WRリドリー,TEフーパーといったところはまだまだ伸び代があります.

 

まとめると,O#全体としては,OCも変わり期待が高まりますが,

  1. OLがどこまで機能するか
  2. フリーマンの健康状態
  3. 獲得ヤードに見合う得点力

の3つがポイントです.最後の得点力はここまで言及していませんでしたが,平均獲得ヤード6位に対して平均得点10位は少し物足りません.オフェンスの顔ぶれは揃っているのであとはレッドゾーンでのライアンのパフォーマンスにかかっています.

ディフェンス展望

スタッツ予想は難しいので()今回はパスします. 

ここまで目を背け続けていたD#ですが,オフも大きな補強はせずここまできてしまったという雰囲気です.

 

まず,ここ2年ダメダメなエッジは元サック王のビーズリー,元1巡マッキンリーが中心となり,復帰したクレイボーン,補強組のベイリー,ドラフト組のコミンスキーが控えるというラインナップ.2年前から不振が続いているビーズリーは今年FAということもあり,もう一花咲かせて欲しいところです.精神的に不安定なマッキンリーも今年二桁サックをできなかったらドレッドを切るそうです.

 

LBはD・ジョーンズを中心にまずまずの陣容.

 

エッジとともにヤバいと言われているのがDB陣. とはいえ,Sのニール, アレンらが戻ってきたこと,昨年代役を務めたケイズィーがブレイクしたことを含め,メンバー自体は(故障者が出なければ)そこまで悪くありません.また,CBも2年目オリバーの成長次第では昨年より改善される可能性は十分あります.ただ,層が薄いのは否めないため,昨年のように怪我人が続出すると詰む恐れも.

 

まとめると,故障者が出ないことを前提にするとビーズリー,マッキンリーの働きが何より重要になってくると思います.実際,2年前は平均喪失ヤード,失点ともにリーグトップ10に入る粘り強いD#ができていたので,ダン・クイン自らそれの再現を目指すというところでしょう.

 

まとめ

いよいよ開幕ということで,最後にシーズン全体を展望していきたいと思います.

まず,開幕5戦(MIN, PHI, IND, TEN, HOU)が非常にハード.基本的に格上にはあっさり負ける傾向のあるファルコンズにとって,開幕から強力DLを誇るMIN, PHIとの連戦は辛いです.プレーオフを狙うなら死んでも1-1でいきたいところ.

 

そのあとはARI, LAR, SEAというN西との3連戦から同地区5連戦という日程.同地区戦は4-2で終えられればベスト.

 

最後の3戦はSF, JAX, TBですが,この3チームがプレーオフ争いに関わっていないのであれば,光明はありそうです.

 

以前書いた記事では今シーズンは8-8と予想しました.10勝以上を予想する記事もちらほら見ますが,現段階での予想は9-7でいきたいと思います.理由としてはIND戦に勝つ見込みができたこと.ライアンvsラックの初対決が見られないのはとても残念ですが,その分こちらにも勝てるチャンスが出てきました.

 

昨年は色々あって負け越しで終わってしまったファルコンズですが,プレーオフを狙うだけのチーム力は備えていると信じています.スーパーボウル最右翼が同地区にいますが,シーズン終盤までは競り合って欲しいものです.

 

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 ファルコンズ公式ツイッターが#WallpaperWednesdayでツイートしていた画像の一部.上の4人がまさに今シーズンのファルコンズのキーマン.