自己満足の殿堂

NO FALCONS, NO LIFE

【MattyIce通信2020】Week12 vsレイダース

 ファルコンズはD#のチーム,異論は認めない

 

 先週セインツ相手に屈辱的な敗戦を喫したファルコンズですが,今週の相手は6勝4敗のレイダース.今シーズン王者チーフスに唯一土をつけた実力派という印象で,RBジェイコブス,TEウォーラーというリーグでも有数の選手に加え,今年はQBカーが絶好調.一方,ファルコンズはエースWRフリオ・ジョーンズとエースRBトッド・ガーリーが欠場とまさに泣きっ面に蜂.

 戦前は34-15で敗戦と予想していました.しかし,蓋を開けてみれば43-6でまさかの快勝.本当にこのチームは予想が難しい.

 そんな全てのファルコンズファンをいい意味で裏切ったWeek12を振り返っていきたいと思います.

試合の感想

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 D#が気迫あふれるプレーで終始レイダースO#を圧倒.ピーターマンも見れました.一方O#は43得点していますが,うち7点はLBディオン・ジョーンズのpick6で,トータル304Ydsと満足できる内容ではありませんでした.

 ただ,O#が上手くいかない中でしっかりD#で勝ち切ることができたというのは,今までの勝ちパターンが先攻逃げ切りばかりだったことを考えると好材料だと思います.

 とにかく,O#の調子が戻れば来たる強豪との戦いもそれなりに期待が持てそうです.ただ,上げてから落とすのがファルコンズというのも忘れてはいけない.

 

オフェンス

 正直,あまり満足できる内容ではありません.フリオ,ガーリーがいない中よく頑張ったというよりは,彼らがいないとこんなもんだよねという印象の方が強いです.

 TDは3つですが,うち2つが相手のペナルティ(RTP,RTKなど)に助けられています.また,D#のターンオーバーで敵陣から始まったドライブが3つもありましたがTDは1つのみ.

 ライアンのパフォーマンスが悪いのもありますが,やはりOCに対する不信感が拭えません.プレーのバリエーションがなく,特にレッドゾーンでは常に手詰まりな状態です.正直サークの一年目より酷い.(サークの場合3rdDownは取れたので)

良かったところ
  • RBイトー・スミスの活躍.スミスに関しては1年目はまずまずだったものの怪我等で昨年,今年とパッとしない状況でした.しかし,この試合では12キャリーで65Yds,1TD.彼はレシーブもできるタイプなので,今後スナップが増えていくと面白そうだなあと思っています.あと,TEジェイデン・グラムも発見されました.

あれ,ないぞ...?

良くなかったところ
  • レシーバーのドロップ.特にWRオラミデ・ザキーエスはTDパスのドロップは勝敗に影響しかねない場面でした.とにかくD#に感謝.
  • パスO#がとにかく単調.逆に今までどうやって300Yds投げていたのかわからなくなるレベル.ミドル,ロングはアテンプトすら少ない,ショートパスもなぜかタイトと, とにかく窮屈で何をやってもうまくいかない状況が続いています.

来週またセインツなんだけど大丈夫なんですか......

 

ディフェンス

 誇張抜きにほとんどの選手が活躍しました.LBはすでにリーグ上位だと思いますし,セカンダリーもだいぶ安定してきたので,うちのDE陣でもある程度のプレッシャーがかけられていたと思います.

 レイダースの最初のドライブで4th&1を止め,結果的に5つのターンオーバーを奪いました.今日の勝利は全てD#のおかげです.

良かったところ
  • LBディオン・ジョーンズ,FSリカルド・アレン,SSキアヌ・ニールらの主力が好調.
  • DEジェイコブ・トゥイオティ=マリナーもタックの穴を埋めていることができていると思います.正直,ファウラーよりも良いのでは.
  • 若い力の躍動.LBフォイエ・オルオクンに代表されるように,若い選手の活躍が目立ちます.1巡CBテレルはやられる場面もありますが,パスブロックもタックルもしっかりできており,非常に頼もしいです.あと,4巡LBウォーカーはスナップ数は多くないものの高いレベルのプレーが続いています.

  • タックルもしっかり決まるようになっています.吹き飛ばされているのはシェフィールドくらいです.
  • オリバーもいい意味で存在感が薄れてきました.

https://www.youtube.com/watch?v=52pEk0y18d8

 

良くなかったところ

 今日は文句なしです!

 

スペシャルチーム

 クーちゃんは膝を痛める場面があった中でFGは5/5と安定プロボウル投票でNFCトップなだけのことはあります.このままの安定感が続けばオールプロも夢ではないですし,クー神誕生も夢ではありません.

 一方,パントからは目を背け続けています.

 

ライアンのパフォーマンス

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 しっかし今週も酷い内容です.写真を見ればわかると思いますが,39回も投げて10+Ydsのパスが6本しか通っていません.個人的にかなり気にしているYPAは4.7,ちなみにMVPを受賞した16年は通年で9.3です.インターセプト1は相手D#が上手でしたが,他にペナルティで取り消しになったもの,かなり危険なスローもあり,パス精度は微妙.

 パスは投げまくっているが5割程度しか通らず,それもショートばかりという状況はフリオがいないからという理由だけで片付く話ではなさそうです.レシーバーがあまりにもオープンにならないし,ライアンが持ちすぎてサックという場面も多いです.実際レッドゾーンでの被サック数はリーグトップとのことで,レッドゾーンO#はリーグで下から5番目.

 しかし,それでも泥臭く2本のTDパスを通したことは,勝利への執念が感じられて良かったと思います.

  

同地区の様子

ニューオーリンズ・セインツ(9-2) @DEN W 31-3

 ここ4試合で28失点.ずるい.

タンパベイ・バッカニアーズ(7-5) KC L 24-27

 全力でファルコンズを叩きにくることが決定しました.

カロライナ・パンサーズ(4-8)  @MIN L 27-28

  

次戦への期待

 来週はホームでのセインツ戦.こればっかりは勝ち負けはどうでも良いとは言っていられません.相手QBはおそらくテイサム・ヒルですが,今度はしっかり対策してなんとか20点くらいには抑えて欲しいところ.一方で,O#が20点以上とれるビジョンは全く見えませんが,フリオの状態がある程度戻ればどんな相手にもワンチャンスは生まれます.でも無理はしないで欲しい.

 

画像出典元

https://www.atlantafalcons.com/photos/

https://nextgenstats.nfl.com/ 

【MattyIce通信2020】Week11 vsセインツ

今年も到来,秋のサック祭り

 

 今週は宿敵セインツのホームに乗り込みました.試合結果は皆さんご存知だと思うのでいつものような前書きはなし.そんな元気はもはや残っておらず,残りの試合をオプトアウトしたいという気持ちしかありません.

 あまりにも内容が酷すぎて試合を見返す気力が出なかったので,普段より短めの記事になります.適当なことを言っていたらごめんなさい.

 

試合の感想

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 セインツはQBブリーズとCBラティモアを欠いていましたが,攻守でファルコンズを圧倒.代役でQBを努めたテイサム・ヒルは序盤はパスがイマイチだったものの,長いパスが通りリードを奪ってからはパス,ランともにやりたい放題.

 ライバル対決というものの,結局相手を引き立てるだけの試合になってしまいました.

 

オフェンス

良かったところ

なし!

良くなかったところ
  • ゲームプラン:まず,去年1勝7敗のファルコンズが7勝1敗のセインツに勝った試合では,それまではパス一辺倒だった(約7割)が,パスラン半々という普段とは全く違うO#を展開していました.しっかりランを出してO#がボールをポゼッションする時間を長くすることで,D#も各ドライブ集中して守ることができたというのが勝因です.今週の試合はその逆でした.トータルのO#プレー59のうち,ランプレーは14,割合で言うと23.7%です.今シーズンの敗戦のうちガベージタイムがあったもの(逆転負け以外)と比較するとSEA戦が27.3%,GB戦が36.8%,CAR戦が38.0%とこの試合がいかにランプレーを選択していないかがわかります.ランO#自体はここ一ヶ月くらい酷い状態でしたが,それをByeで改善するのではなく,ランそのものを使わなくなったことが理解できません.だからと言ってパスプレーのバリエーションを増やすというわけでもなく,単調にWRだけに放り,フリオがいなくなったら完全に手詰まりになる.それでセインツのような強敵に勝てるはずがありません.当ブログで度々述べているように,TOPを意識したO#自体は今のファルコンズが勝つ一番可能性の高い方法だと思っていたので,それを貫けなかったのは非常に残念.サークでもいいから今すぐOCを変えて欲しい.
  • パスプロテクション:今シーズンは比較的安定していましたが,この試合は8サックと完全崩壊.相手からすれば普通の4メンでも狙ったときにサックができるような状態だったので楽だったでしょう.特にLGとRTが悪く,RTマクゲイリーに関しては去年からDEキャメロン・ジョーダンにやられっぱなし.この先もDLが強力な相手が続くのでかなり不安が残ります.
  • ライアン(あとで詳しく)

ディフェンス

 試合の前半はかなり粘り強く守れていたと思います.しかし,O#が糞すぎたのと,2Q終盤にロングパスを通されてしまったことで,完全に集中が切れてしまいました.後半は普段のザルに戻り,わかっててもWRトーマス,RBカマラが止められないというどうしようもない状況でした.

 たらればですが,O#がしっかり時間を使って2本くらいTDをとれていたら勝負にはなった思います.この攻守のかみ合いの悪さはもはや伝統.

 

スペシャルチーム

クーちゃんはよくやった.勝てば週間MVPも視野だったと思います.Pホフリッチャーは......うん,たくさんパントが蹴れていい練習になったんじゃないでしょうか.

 

ライアンのパフォーマンス

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 ほぼ全てにおいてシーズンワーストのスタッツ.複数INTは今シーズン初めて.パス精度は全体的に悪く,正直4INTくらいしててもおかしくなかったと思います.

 レシーバーが誰もオープンにならない,パスプロが全くもたない中で完全にプレーの判断が狂っていました.Twitterの方でも言われていましたが,ボールを持ちすぎてサックという場面もあり,8サックのうちいくつかはライアンに問題があります.一番酷いのが,前半の2ミニッツO#.FGレンジが狙える状況で,判断が遅れてサック.結局FGレンジから外れ,ヘイルメリーパスを投げる羽目になり,それがINTされるという......もう無茶苦茶.

 レーティングが50を下回ったのは2014年のWeek2以来.私がファンになって以来ワーストの数字でした.また,TDパスなしかつ2INTは2015年以来.ちなみにQBRは19.2という見たこともない数字.

 正直,ファルコンズファンのローレンス熱が復活してもおかしくないパフォーマンスでしたが,この試合に関してはゲームプラン,プレーコール自体が論外だったと感じています.ライアンも良くないのは事実ですが,このOCでは誰がQBでも得点力は伸びないと思います.個人的には全体3位くらいになってトップDEを指名して欲しい.

 

同地区の様子

ニューオーリンズ・セインツ(8-2) ATL W 24-9
タンパベイ・バッカニアーズ(7-4) LAR L 24-27

ブレイディは好不調の波が激しいという意味で衰えてますね.しかし,プレーオフに行ってからが本番みたいなところもあるので.

カロライナ・パンサーズ(4-6) DET W 20-0

ブリッジウォーターは欠場なのに,なぜか完封勝利している件.

 

次戦への期待

 次戦はホームにレイダース(6勝4敗)を迎えます.もう勝ち負けはどうでもいいのでライアンのパフォーマンスが復活することだけに期待.あと,フリオの健康状態が不透明なので,WR陣にはフリオなしでもやれるんだぞというところを見せて欲しい.

 今週はかなり短めですが,早くこの試合を記憶から消したいのでこれくらいにしておきます.

 

画像出典元

https://www.atlantafalcons.com/photos/

https://nextgenstats.nfl.com/ 

【通信簿2020】前半戦のファルコンズを振り返る

 今週はBye Weekということで,普段の「MattyIce通信」ではなく前半戦9試合の軽い振り返りをしていきたいと思います.(本当は8試合が良かった)

 評価はポジションごとに加え,開幕時点でスターターだった選手は個人評価も入れていこうと思います.スターターの怪我等でスナップが200を超えている選手は成績も載せておきます.ポジションの評価に関してはスタッツメインかつ控えの選手の評価も考慮するので,個人の評価の平均となっていないことに注意してください.

 評価方法は単純に5点刻み100点満点で採点し,90点以上でS,80点以上でA,70点以上でB,60点以上はCでここまでが合格ライン,59点以下は不合格でFとします.また,採点はファルコンズプレーオフを目指しているという前提で行います.

オフェンス

QB

65点 C

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マット・ライアン 65点 C

 3勝しかしてないのに合格点をあげるのはどうなのかという意見はあると思います.しかし,Week2のDAL戦とWeek7のDET戦に関してはライアンのパフォーマンスは文句なしだったので,本来なら5勝はできたということにしてこの点数にしました.

  Week3, 4, 5あたりはかなりひどい内容で,来季以降の先発の座が危ぶまれるほどでしたが,Week6以降は完全に復調.

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 スタッツに関してもTDが減ってしまったのを除けば,昨年(画像2枚目)よりも向上しています.地味にライアンはシーズンのINTが一桁だったのが,10年,16年,18年の3度しかないので今年は期待したいです.28TD,8INTくらいで落ち着いて欲しいなあ.

 ちなみに,PFFグレードは83.5でQBで8位,ESPNのQBRは78.7で7位とかなり良い位置につけています.

WR

85点 A

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フリオ・ジョーンズ 85点 A

カルビン・リドリー 80点 A

ラッセル・ゲイジ 75点 B

 リドリーよりフリオの方を高く評価しました.リドリーも素晴らしい選手ですし,開幕3試合くらいまではオールプロ級の活躍でした.しかし,それ以降はやや失速気味で,この傾向が過去2年続いているのが少し気になりました.まだやれるという気持ちを込めて少し低めにしました.去年までいたTEフーパーと同じくらいの成長速度な気がします.それでも今年は1,000Ydsは絶対超えて欲しいです.

 フリオに関しては,怪我に苦しんだ時期がありましたが,出れば必ずインパクを残してくれました.リーグ最強のWRだけのことはあると思います.トレードの話もありましたが,ファルコンズの選手でいたいと言ってくれたのもすごく嬉しかったです.

 ゲイジは3番手としては十分な働きをしてくれました.特に3rd Downで勝負強さを発揮し,試合中の負傷も何度かありましたが,なんだかんだで全試合に出場しています.

 ここでは採点していませんが,オラミデ・ザキーエスもWeek9で大活躍し,ディープのターゲットとして攻撃の幅を広げてくれることに期待したいです.

RB/FB

65点 C (FBも含めたつもり)

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トッド・ガーリー 65点 C

 C評価とあまり高くないですが,かなり前向きに捉えています.その理由は去年のフリーマンの9試合出場時点での成績(下の画像)と比較すれば明らかです.

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 ガーリーは実はあまり期待していなかったのですが,Week5までは予想をはるかに上回る内容,それ以降は期待通りという感じで全体としてやや期待を超える内容でした.しかし,DET戦での(悪い方向に)試合を決めるTDの影響で10点くらい下げました

 ブライアン・ヒルはあまりスタッツを気にしていなかったのですが,想像していたより悪くない内容でした.ここ4試合くらいはガーリーと大差ないパフォーマンスだと思いますが,それがガーリーが落ちてきているのが大きいです.ランO#が弱めのファルコンズ的にはまあ可もなく不可も無くといった内容です.

 あと,RB陣ももう少しパスプレーに関与して欲しいなと思っています.(NOのカマラのような選手が大好きな私の完全に個人的な意見です)

TE

55点 F

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ヘイデン・ハースト 65点 C

 ハーストはレシービングヤードがすでにキャリアハイと本来の力を発揮しつつあると思います.昨年のフーパー(2019)の9試合時点での成績と比較すると見劣りしますが,現在のハーストと同じく3年目の成績を比較すれば,フーパー(2018)とかなり近いことがわかります.

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 他の面子はもはや無.TEストッカーはレシービングは疎か,本職のブロッキングもイマイチと良いとこなし,TE3のグラムはもはやいつ出ていたかもわからないレベル.

 正直,まともがTEがハーストしかいないので,デプスの強化はオフの一つポイントになってくるでしょう.

OL

70点 B

LT ジェイク・マシューズ 70点 B

LG ジェームズ・カーペンター 60点 C

C アレックス・マック 70点 B

RG クリス・リンドストロム 80点 A

RT カレブ・マクゲイリー 65点 C

 採点は割と適当です.去年はボロボロだったドラ1ユニットは今年はパスプロ,ランブロ共にグレードアップしています.昨年のドラ1コンビRGリンドストロム,RTマクゲイリーは順調に成長しており,特にリンドストロムに関してはGでPFFグレード8位とリーグでも上位の活躍をしています.

 唯一評価の低いLGのポジションにはルーキーのヘネシーが入る場面がありましたが,流石にまだカーペンターの方がいいかなあと思います.ここも,補強ポイントになってくるでしょう.

 

ディフェンス

DT

80点 A

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グレイディ・ジャレット 85点 A

タイラー・デヴィスン 40点 F

 なぜかラン喪失ヤードがリーグ7位と優秀.正直な話,パスD#がザルすぎて投げられまくっているというのはありますが,それを考慮しても平均以上の力を持っているユニットです.それを支えているのがファルコンズD#のトップスター,グレイディ・ジャレット.ドラフトは下位指名ですが今やリーグ有数のDTとなり,今シーズンもランブロック,パスラッシュともに抜群のパフォーマンスが続いています.

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 デヴィソンはあまりにも印象に残ってないし,成績も虚無そのものでした.開幕時点では2番手でしたが,直近の試合では2年目のコミンスキーの方がスナップ数が多かったこともあり,序列が変わるのも時間の問題かもしれません.

DE

30点 F

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タック・マッキンリー 30点 F

ダンテ・ファウラーJr. 40点 F

 開幕前は全てが噛み合えばリーグ平均くらいのユニットにはなるかもと思っていましたが,結局何も噛み合いませんでしたサックとは無縁ですが,pass rush win rateは高いらしい.これ全部ジャレットのおかげなんじゃ......

 個人としてはタックは怪我で大体欠場,Twitterで自虐まじりでチームを煽る発言など,フィールド内外で残念な状況に.もうファルコンズの選手ではないですが,余裕で不合格です.

 ファウラーはビーズリーのアップグレードとして期待されましたが,正直期待外れ.過去の記事では爆発力はあるが安定感はないのが懸念と述べましたが,今シーズンは低水準で安定という一番不味い状態に.PFFグレードもDEで91位/107人と壊滅.不合格ッ!

 タックが欠場している間は,ミーンズ,ハリス,トゥイオティ=マリナーのスナップが増えていますが,当然厳しい状況に変わりはありません.

LB

80点 A

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フォイエ・オルオクン 75点 B

ディオン・ジョーンズ 75点 B

 最も平均レベルの高いユニット.その要因はやはりオルオクンの成長でしょう.タックルの質,パスカバー,プレーへの感度いずれも明らかに成長していますし,Week9ではキャリア初の週間MVPを受賞.リーグでも平均以上のLBとなりましたが,成績が飛び抜けて良いというわけでもないのでこの点数にしました.今シーズンの後半もどんどんステップアップして行って欲しい選手です.

 ディオン・ジョーンズは例年に比べてタックル数はやや少ないですが,サック数とQBヒットが既にキャリアハイ,TFLも例年より多く上々のパフォーマンスだと思います.

 新人のマイカル・ウォーカーも大きく目立つプレーはないですが,お馴染みPFFの評価はそこそこ高く,この先に期待が持てそうな選手です.

CB

50点 F

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A.J. テレル 70点 B

アイゼア・オリバー 50点 F

ケンドール・シェフィールド 30点 F

 一番問題児の多いユニット.テレルは今年の1巡CBでは一番活躍しているんじゃないでしょうか.長くファルコンズのエースCBとして活躍して欲しいですね.

 オリバーは毎試合大体やらかすことで有名.カバーはかなり危なっかしいですが,たまにいいタックルをします.でもやらかし成分が強すぎてトータルはマイナス.

 シェフィールドは素人目で見ても何故スターターだったのかわからないレベル.直近の試合でデナードが復帰したので,今後は出場機会は減っていくと思います.ちなみに,デナードは上の成績を見ればわかるように結構頑張っています.

 テレル,デナード,オリバー...やっぱり不安が残りますね.

S

70点 B

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キアヌ・ニール 70点 B

リカルド・アレン 60点 C

ダモンテ・ケイズィー 65点 C

 ニールは怪我に悩まされるシーズンが続いていましたが,今シーズンは復活.16,17年の頃の激しいタックルが再び見られて嬉しい次第です.

 アレンはあまり気にしていませんでしたが,CBでのプレーが多いです.開幕直後はD#の穴になるかもと予想していましたが,そこまで酷くない印象.まあ,60点が妥当かなと思います.

 ケイズィーはWeek4で怪我をしてシーズンエンドとなりました.数少ないまともなDBなので惜しいですね.

 Sの前半総括としてはニールが逝ったら終わる,健康ならそこそこやれるといった感じですね.

スペシャルチーム

K

70点 B(ヤンウェイ・クー)

FG成功数リーグ1位(21),成功率もリーグ4位(95.5%)と成績だけならリーグトップレベル.ワンチャンプロボウルもある.しかし,PAT成功率が29位/31人で,しかも外すシチュエーションが良くない.ということで信頼を勝ち取り切れない状態が続いています.ちなみにPAT全部決めていたら唯一の90点越えも見えます. 

P

55点 F(スターリング・ホフリッチャー)

 ルーキーには優しい私ですが,パントの平均飛距離が最下位では流石に合格点はあげられません.それでも期待を込めてギリギリまで高い点数にしました笑

KR

60点 B(ブランドン・パウエル)

 ビッグリターンが少ないので気にしていませんでしたが,パントリターンの平均Ydsはリーグ7位(10.2Yds)と意外と優秀.ちなみにキックオフリターンは20位.リターンで大きなアドバンテージを得た場面が少ないので評価は迷いましたが,別段ひどいわけでもないのでこの点数にしました.

 

まとめ

 全体を通して少し厳し目の評価に感じるかもしれませんが,開幕5連敗のときの状態の影響が強いというのと,やはりプレーオフを狙うチームとしてはもう少し頑張って欲しいというのが主な理由です.もちろん,それでもポジティブな要素は多くありますし,各ポジションBye明けの残り7試合で評価が良くなる余地は十分あると思います.それでもプレーオフは厳しいですが.

そして,前半戦の個人的なMVPですが

O#:フリオ・ジョーンズ WR

D#:グレイディ・ジャレット DT

です.リドリー,リンドストロム,オルオクンと大活躍している選手はいるものの,やっぱりこの2人がいないと始まらないなと感じることが多かったです.

 先週も述べましたが,Bye明けからはこの世の地獄みたいな日程です.強敵との対戦の中で来年以降に希望を見出せるような内容に期待したいと思います.そして,あわよくば2,3試合くらいアップセットが見たい!

  

 余談ですが,せっかく大学っぽい成績の決め方をしたのでGPAを算出してみました.単位数はK,P,KRがそれぞれ1でそれ以外は全て2で計算しました.その結果は1.5でした.うーん,ギリギリ卒業できそうなレベルですが,落単があまりにも多すぎる.

【MattyIce通信2020】Week9 vsブロンコス

3Qまでは完璧,なお......

 

 先週TNFでシーズン2勝目を挙げたファルコンズですが,この2勝はいずれもアウェーゲーム.後半戦のホームゲームがレイダース,セインツ,バッカニアーズといずれもPO争いをしているチームとの対戦であることを考えると,なんとかこの試合でホーム初勝利を狙いたいところ.

 相手はここまで3勝4敗のブロンコス.先週はチャージャースを相手に21点差をひっくり返し勝利.逆転負けマニアと言われている(言われていない)ファルコンズにとっては非常に嫌らしい相手です.

 

試合の感想

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 スコアを見ても明らかなように3Qまではほぼ完璧な試合.今シーズンベストと言っても良い内容だったと思います.しかし,4Qの内容があまりにも酷すぎて結果的に試合終了間際まで相手に勝ち筋を残す展開に.勝つ想定で試合に臨んでいないんじゃないかと疑いたくなります.

 それでも4Qに目を瞑れば,O#もD#も主力に故障者がいる中で素晴らしいパフォーマンスだったと思います.

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 当ブログで繰り返し述べているTOPを意識した試合運びもしっかりできていましたね.

 

オフェンス

良かったところ
  • 控えWRの躍動.この試合はレシービングヤードチームトップのWRカルビン・リドリーが欠場しており,エースWRフリオ・ジョーンズへの負担が増えるのではないかという不安がありました.しかし,そんな状況下で2年目のオラミデ・ザキーエスが4rec,103Yds,1TD,ブランドン・パウエルがキャリア初のTDと活躍.リドリー復帰後のパスO#が楽しみになりそうです.
  •  ついに出たロングボム.パスヤードはリーグトップクラスでありながら,ロングパスやビッグプレーとは無縁のファルコンズでしたが,ようやく出ました.3Qに味を占めて再びザキーエスを狙い,結果的にINTとなる場面がありましたが,個人的にはそこまで気にしなくて良いと思います.今まではアテンプトさえなかったわけなので.それ以上に,ザキーエスがターゲットになれる可能性があることを前向きに捉えていきたいですね.
  • フリオ・ジョーンズ,やっぱり最強.

良くなかったところ
  • 3Q終盤以降の拙攻.ブロンコスQBロックのINTからのTDを除けば,3Q残り3:52からの5回のドライブは全てパント.さらに,うち4回が3&outとあまりにも酷すぎる.先にも述べましたが,リードして4Qを迎えることを想定していなかったようなコール続きなのがおかしい.OCコエッターには早く辞めていただかないと.
  • ランO#も地味にヤバい.エースRBトッド・ガーリーはリーグ2位の9TDと得点には絡んでいますが,ここ4試合連続で平均Ydsが3を下回っており,また,個人の力でYdsを稼ぐという場面もかなり減っています.悪い意味でシーズン前の予想に近い状態になってしまったかなと思います.

レッドゾーンO#もまだまだ課題ですが,前の試合よりは確実に良くなっていると思います.

 

ディフェンス

 DEタック・マッキンリーとダンテ・ファウラーが欠場でパスラッシュ死亡かと思われましたが,普段とそこまで変わりませんでした.タックはそもそも出場していませんし,ファウラーも正直全然活躍していないので涙.

 D#全体としても1巡CB A.J.テレルの活躍,LB陣の安定感,SSキアヌ・ニールの復活等好材料が多く,試合終盤を除いて締まりが出てきています.あとは,詰めの甘さを克服することができれば(これが一番難しい),D#で試合が崩壊することは減っていくと思います.

良かったところ
  • しっかりランを止めれていた.スタッツだけ見れば103Yds(平均4.7)とそこそこ走られているように感じますが,RBリンジー23Yds(平均2.9),ゴードンが18Yds(平均3.0)と役者に仕事をさせませんでした.
  • LBフォイエ・オルオクン,この試合でも好調.相方のディオン・ジョーンズも含め,LB陣はかなり安定しています.
良くなかったところ
  • CBケンドール・シェフィールドが本格的に厳しい.PFFグレードは35.0でポジションランクが113位/117人という破滅的な状態.ちなみに問題児オリバーは61.7で45位と意外と悪くない.まあオリバーはやらかしは多いですが,たまに良いプレーもありますからね.シェフィールドはただただやられ続けている印象.CBにはレ・ウィルソンや,IRから戻ってきたデナードなど割と頑張っている面子が多いので,シェフィールドのスナップは今後減っていきそう.

 4QのD#は完全にザルでしたが,これに関してはO#の方が問題.

 

スペシャルチーム

クーちゃん今日はしっかり決めてくれました.しかし,相手のO#がいつも良いポジションで始まるように感じるのは気のせいでしょうか? 

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ライアンのパフォーマンス

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 4試合連続パス成功率70%越えと安定感が戻ってきました.ディープへのパスもようやく出ましたし,今シーズン少なかったTDパスも3つしっかり通すことができて一安心.

 この試合は特に,ライアンのプレーの中での判断が非常に良かったです.スクランブルや,レシーバーがオープンになるまで辛抱強くボールを持つなど,生産性の高いプレーが多かったと思います.

 一つ気になったのが,これまでの記事も見てもらえば明らかなのですが,この試合はロスオブヤードになるパスが多いです.ランに関しても同様です.ライアンのパスがよく通っていたため,この試合ではなんとかなりましたが,こういうプレーは自らの首を締めるだけなので減らして欲しいところ.

 ESPNが出しているQBRも今週は全QB中3位の94.9であり,シーズン全体のQBRも7位まで上げてきました.なぜか3勝しかしてませんが.また,今週のPFFグレードは(MNFを除いて)84.5でQBで2位の高評価

 さらに,この試合で最初の13シーズンでのパス成功数がペイトン・マニングを抜いて歴代1位に

 

同地区の様子

ニューオーリンズ・セインツ(6-2) @TB W 38-3

 個人的にNFC最強だと思っていたTBに完全勝利.一応,マイケル・トーマスの復帰戦でしたが,そのおかげというよりも単純にセインツがめちゃくちゃ強かった印象.ブリーズは対ブレイディ5勝2敗ということで,さすがレジェンドですね.

タンパベイ・バッカニアーズ(6-3) NO L 3-38

 ブレイディのキャリアで最大点差負け.それ以上にレギュラーシーズンで同地区にスウィープされたことがないというデータが衝撃でした.酷い負け方でしたが,それでもなんだかんだでパワーアップして戻ってきそうというのが嫌らしい.

カロライナ・パンサーズ(3-6)  @KC L 31-33

 マキャフリーがついに復帰.KC相手にここまでの試合を見せつけられると,もう対戦がなくて良かったなあと思います.

 

次戦への期待

 来週はBye Weekということで,余力があれば前半戦の通信簿的なのをやるかもしれないです.そのあとは,スケジュール強度堂々の1位の地獄の日程が待っています.

 目標としては3勝.勝ち目のありそうな試合は成績だけ見ればチャージャースですが,相変わらずルーキーQBを覚醒させてしまう気がして怖い.あとは,とにかくセインツ,バッカニアーズから1勝をもぎ取って欲しい.

 

この記事を書き終えた翌日,

 2017年の1巡DEタック・マッキンリーがリリース.タックはプレッシャーはかけられるがサックが伴わないという状況で,キャリア49試合で17.5サック(19年以降は18試合で4.5)でした.今シーズンは4試合の出場に止まり,サックも開幕1プレー目で記録して以降は全く出ていませんでした.ファルコンズがタックのトレードを探しているという話もありましたが,結局実現せず,タック自身がTwitterで不満を漏らすようなこともありました.

 良い選手になるポテンシャルは秘めていたと思いますが,精神的に未熟というか不安定な印象でした.試合に出て活躍するならまだしも,怪我をしていてかつチームに不満を漏らすようではチームの雰囲気が悪化しかねないのでこの判断は個人的には賛成です.来年のドラフトはDE指名でいきましょう.

 

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【MattyIce通信2020】Week8 vsパンサーズ

こんな内容でも勝ちは勝ち.

 

先週,逆転TDをとってしまったことで負けるという新境地に達したファルコンズ.今週はシーズン2度目のプライムタイムということで,ネタにされるような内容だけはご勘弁.相手はWeek5で完敗を喫したパンサーズ.RBマキャフリーは結局欠場でしたが,好調ブリッジウォーター率いるパスO#は非常に強力.ただ,ファルコンズの調子自体も少しずつは上向いています.同地区相手にスイープされるわけにはいかないのでなんとか勝って欲しいところ.

 

試合の感想 

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  試合内容としてはD#は粘り強く守り,レッドゾーンO#が機能すれば圧勝していてもおかしくはありませんでした.その一方で,試合展開としてはO#のターンオーバーをTDにつなげられる,D#にはダーティなプレーが出て,PATを外し,逆転負けの準備は整ったと言わんばかりの展開でした.最後の最後まで相手に勝ち筋を残してしまうあたりがこのチームの弱さなのだと毎週痛感させられています.

 

オフェンス

良かったところ
  • WRフリオ・ジョーンズ,相変わらず最強.この試合も7Rec,137Ydsとやはり試合に出れば確実に活躍してくれますね.一方で,カルビン・リドリーが2Qで負傷退場した影響もあると思いますが,TDは相変わらず少ない.

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良くなかったところ
  • レッドゾーンO#.これに尽きると思います.最初のドライブではパス3本でレッドゾーンへ進入するもそこから1stダウンを更新できずに結局FG.このように,レッドゾーンまでは順調に進むものの,そこから違うチームになったかのように急ブレーキがかかるドライブが非常に多い.試合全体ではニーダウンを除く8度のドライブで6度得点するもTDは2つのみでした.トータルYds6位に対して,レッドゾーンでのTD率はリーグ26位の53%(去年は25位),得点は14位と壊滅.ライアンが見逃すこともありますが,基本的にはレシーバーがオープンになることがほとんどなく,明らかにプレーコールに問題ありという感じです.

 

ディフェンス

 あまりにもパスラッシュがかからないため,ブリッツを連発.結果的に上手くいった場面も多かったですが,そう長くは続かないと思ってます.FAで補強したDEダンテ・ファウラー(ここまで2サック)も期待に応えられているとは言えませんし,この試合欠場したDEタック・マッキンリーもファルコンズでの未来は明るくないので,来年のドラフトのトップニーズになるでしょう.

良かったところ
  • 4thダウンを2度止める.ファルコンズはD#が弱いというイメージを持たれがちですが,それはパスD#と失点の話であってランD#はリーグ6位.今シーズンは4th&1とかのランプレーはほとんど止めている印象です.流石に舐められすぎた.
  • CBブリーディ・レ・ウィルソン,チームを救う.特に4Qでの活躍が光りました.最後のドライブで3rd&17を通されて以降,完全に同点になる雰囲気が漂っていた中でインターセプト.今日のヒーローです.
良くなかったところ
  • ペナルティが多い.特に,3Qのブリッジウォーターに対する,DEファウラーのキッキング,DEハリスのレイトヒットなどのダーティプレーが残念でした.ハリスはその後退場処分となりましたが,一時的にブリッジウォーターがサイドラインに下がったというのも,勝負に影響してしまったかなと思います.どちらのチームも気分が悪くなるのでこういう悪質なプレーはやめて欲しい.

 

スペシャルチーム

クーちゃんは4本のFGを全て成功させたものの,PATをまたもや外し,結果的に相手に細い勝ち筋が残ってしまいました.クーちゃんが信頼を勝ち取りきれないのはこういうところです.危うく戦犯になるところでした.

 

ライアンのパフォーマンス

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  3試合連続でパス成功率70%,YPAはシーズントップとTDを除いてスタッツは上々.相変わらずロングは出ませんが,10-20Ydsのパスがしっかり通せていたのは良かったと思います.

  クォーターバッキングに関しては結果的には勝てたものの,D#のブリッツが成功し,さあ逆転という展開で最初のパスがインターセプトされる,さらに,レッドゾーンO#ではフリオを狙って,ワイドオープンのリドリーを見落とすというミスもありました.それでもMIN戦以降,パフォーマンス自体は良くなっています.しかし,TDパスがあまりにも出ない.2017年に近いもどかしさを感じます.

 また,この試合では珍しくTDランを記録. 

その結果,NFL史上5人目のパス50,000+Yds,ラン1000+Yds,10+ラッシングTDを記録した選手となりました.

 

同地区の様子

タンパベイ・バッカニアーズ(6-2) 
ニューオーリンズ・セインツ(5-2) 
カロライナ・パンサーズ(3-5)  ATL L 17-25

 

次戦への期待

 来週はホームでのブロンコス戦.相手もけが人が多いこともあってとても調子が良いとは言えない様子.上げてから落とすのがファルコンズですが,是非ホームでの初勝利に期待したいところ.しかしながら,最近のファルコンズ若いQBを覚醒させがちなのでそこだけは注意したい.

 あとは,ライアンにTDパスがもっと出て欲しい.ここまで12TDですが,結局8試合のうち2試合で4TDを投げているので,残りの6試合では4つのみということになります.ライアンのシーズンアベレージは25-30くらいなので最低限ここまでは戻せるといいですが......

 

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【MattyIce通信2020】Week7 vsライオンズ

 上げてから落とす,それがファルコンズ

 

 先週ようやく初勝利を上げたファルコンズですが,今週はホームにライオンズを迎えます.O#は本来の力を取り戻しつつあり,D#にも粘り強さが出てきました.ここからプレーオフという可能性はかなり低いですが,ここから勢いに乗って1つでも多く勝っていきたい!そんな状況でしたが,願いは届かず.またもや劇的な逆転負けを喫しました.負けるならもう少し普通に負けようよ......

 

試合の感想 

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 試合はロースコアで進み,ラストドライブで時間を使い切ってFGで勝ちとなるはずが,RBトッド・ガーリーが勢い余ってエンドゾーンに入ってしまいTD.結果的に相手に1分の攻撃権を残し,D#に試合を託す展開になりました.ライオンズはタイムアウト0でTD以外許されない展開の中,恐ろしい速度で進まれ,まさかの逆転負け.ライオンズのQBスタフォードは逆転の多いことで有名ですが,それでもこの試合は勝たないといけなかったし,ダン・クインを解任してもこういう形で負けたのは非常に残念.

 

オフェンス

 スーパーボウルの時からですが,ファルコンズのO#はかなりアグレッシブ.チームの調子が良ければこれは大量得点での勝利につながるのですが,そうでないと基本的に相手に逆転の隙を与えてしまいます.先週は,4thDownギャンブルから2つのTDを奪うなど,良い方向に働きましたが,この試合はそのアグレッシブさが完全に裏目に出る形となりました.

良かったところ
  • TEヘイデン・ハーストとライアンとの息が少しずつ合ってきた.
  • 不屈のWRラッセル・ゲイジ,一度ロッカールームへ下がるも復活し,最後のドライブでクラッチパフォーマンス.

  • 昨年のドラ1OL2人がかなり安定.

良くなかったところ
  • 試合中盤までのランO#.ガーリー自体がパワーで突っ込むというよりは一回ブレーキを入れてOLの間を抜けていくスタイルの走りなので,ランブロックが微妙だと全くゲインできない途中までラン平均1.5Ydsでした.
  • ハースト以外のTE2人,ルーク・ストッカーとジェイデン・グラムが相変わらず酷い(特に前者).現状は完全にブロッキングTEとしてプレーしていますが,ブロッキングも良いとは言えない.さらに,レシーブに関しては今シーズン通してストッカーが2rec8Yds,グラムが1rec7Ydsと実質貢献ゼロ.去年もストッカーがターゲットになってINTされる場面が複数あり,レシーブでは全く期待できないのは明らかにもかかわらず,この試合でエンドゾーンのターゲットになる.意味不明.
  • 4th&5,敵陣13Ydsでのギャンブル失敗.
  • 最後のガーリーの場面.明らかにTDしてはいけないことをわかっている動きだったので一概にガーリーが悪いとは言えません.そもそも,なぜこの場面でニーダウンではなく攻撃したのか.ニーダウンでも敵陣10Ydsなので,FGとしては安全圏です.

 長く書きましたが,ガーリーの場面でダウンできていれば確実に詰め切れていたので,そこまでネガティブな要素は多くないと思ってます.TEに関しては先週も同じですし.

 

ディフェンス

良かったところ
  • SSキアヌ・ニールが冴えていた.2017年にプロボウルに選出されて以来怪我などもあって思うような結果が出ていませんでしたが,この試合はプレーへの反応もタックルも抜群に良かったです.ブリッツからのサックもありました.
  • 自陣3Ydsの地点での4th&2と止める.これはDEダンテ・ファウラーの今季のベストプレーでしょう.
良くなかったところ
  • CBケンドール・シェフィールドがボコボコにされている.反対側のA.J. テレルが良い分,シェフィールドがやられているのが目立つ.
  • テレルのキャリア初サックが審判に消される.
  • 最後のドライブ,完全にザルでした.物理的に逆転不可能だと決めつけていたのかと疑うようなコール.

 正直,個人単位でマズいと感じたのはシェフィールドくらいで,D#全体としては最後のドライブを除いてかなり粘り強く守れていたと思います.最初のTDもテレルのサックが成立していればFGでしたし,それ以外の失点は最後を除いて全てFG.ようやくD#できるようになりました.負けたけど.

 

スペシャルチーム

 ホフリッチャーは相変わらず微妙.気になって調べてみたところ,パントの平均距離がリーグワーストらしい.ルーキーには甘い私ですが,ドラフトで指名したPなんだからもっと頑張って欲しい.

 

ライアンのパフォーマンス

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 相変わらずロングパスはアテンプト含め少ないですが,終わってみればなんだかんだで300+Yds,成功率70%越えとスタッツとしては上々.2試合連続レーティング100オーバーも今シーズン初.ただ,レッドゾーンO#が弱く,TD数が伸びないという慢性的な課題は克服されないまま

 パフォーマンスの方は,ワイドオープンなレシーバーへのパスが上ずる場面があったものの,危険なパス自体はありませんでした.パントに終わるドライブも多く,4Qでのファンブルロストというやらかしもありましたが,そこはうまく守備と噛み合いました.それでも,13プレー89Yds,14プレー98YdsのロングドライブをTDに導くなど,ゲームメイクとしては良かったと思います.ラストドライブも落ち着いてパスを通し,Game Winning Driveを成功させたはずだった......

 PFFグレード89.1,ESPNのQBRも88.2と完全にエリートのパフォーマンス.

 

同地区の様子

ショックでファルコンズの試合以外結果しか見てません.

タンパベイ・バッカニアーズ(5-2) LV W 45-20

 正直NFCで一番強いと思ってます.

ニューオーリンズ・セインツ(4-2) CAR W 27-24

 強いんだけどいろいろ大変そう.

カロライナ・パンサーズ(3-4)  @NO L 24-27

 セインツ相手に対等に撃ち合っている時点で相当やれるチームというのは明らか.

 

次戦への期待

 次戦は今シーズン2度目のプライムタイム,TNFでパンサーズのホームに乗り込みます.2週間前は完敗でしたが,その時よりチームの状態が上がっているのは事実.パンサーズとしては絶対的エース戦略級RBマキャフリーが復帰できるのかというのも大きなポイントですが,彼なしでも好調のQBブリッジウォーターを中心にO#は強力です.ファルコンズのD#が先週,今週のような出来であれば20-25点の勝負にはなってきそうですが,勝つのは正直厳しそう.また,今日の試合でハムストリングを痛めながらプレーしていたエースWRフリオ・ジョーンズの状態も気になります.

(↓彼がいるのといないとでは明らかにライアンのパフォーマンスが違います)

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 今シーズン3度目のあり得ない逆転負けを見せられて試合後はブチ切れてました.4勝3敗でプレーオフ争いをしててもおかしくないわけですからね.(先週の記事で私は訓練されたATLファンなのでとかほざいてましたが,まだまだ未熟です)

 それでもこうして感想を文章に起こしたり,映像やスタッツを見返すと意外と前向きな要素も見つかって次戦が少し楽しみになる,完全に中毒ですね.

あぁ,勝ち試合が見たいなあ.

 

画像出典元

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【MattyIce通信2020】Week6 vsバイキングス

THAT'S OUR QB. (言いたいだけ)

 この1週間はHC&GM解雇から,コロナで施設閉鎖など本当に色々なことがありました(他にもあります).そんな中で無事に試合が行われるということに感謝.

 しかし,相手はバイキングス.私はかなり苦手意識を持っている相手ですが,実際HCマイク・ジマーの対ファルコンズ の戦績は4勝無敗ということで記録としても天敵であることがわかります.

 正直勝敗はいいから,ライアンが来年以降も希望を見出せるようなパフォーマンスをしてくれることだけを期待.

試合の感想 

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 こんなに気持ちの良い月曜日はいつぶりだろうか.Time of possession(TOP)40:07で試合を終始コントロール.特に,D#はバイキングスQBカズンズが乱調気味だったというのもありますが,完全に別のチーム.O#もコンスタントに点をとり,終わってみればシーズン最多の40得点.去年の@NO戦を想起させる激変ぶり.これが解任ブーストなのか?

 

オフェンス

 OCコエッターのコールに関しては基本的に懐疑的なスタンスをとってきました.しかし,今日の試合で改めてわかったことがあります.それは,彼のコールはフリオ・ジョーンズありきなのではないかということ.D#がリーグ最低クラスのファルコンズにとっては攻撃が最大の防御.先にも述べましたが,試合序盤中盤に関係なくTOPを意識したコールをしています.去年はパスプレー率が65.4%とリーグトップでしたが,今シーズンはW6終了時点で59.6%で10位.この試合もパス40,ラン37とほぼ1:1です.しかし,RBの大幅グレードアップは事実ですが,戦術の核になるほど強力ではありません.ここ数試合はフリオ・ジョーンズが欠場,あるいは怪我を抱えての出場ということで,ライアンの調子も上がらない,レシーバーもピリッとせず,ランゲームを展開してもなかなか得点が伸びない状況でした.

 要するに「あれだけパスO#が強いのに,RBにはガーリーがいる!?」という状況になって初めて,コエッターのTOPを意識したコールが効果を発揮する,そして,そのためにはフリオが不可欠な状況にあるということです.

 プレーコールの細かいところに関しては3rdダウンでドローで失敗が2回続くというかなり香ばしいものがありましたが,その後は修正し,全体としてはかなり良かったと思います.

良かったところ
  • フリオは最強.

  • 普段以上にPass Yds After Catch(YAC)でのゲインが多かった.(今シーズン全体ではライアンのYACはリーグ10位とパスヤードに比べればかなり低い.)
  • 4thDownで3/3,うち2つでTDと博打に大勝利.ただ,ビハインドで敵陣深くならわかるが,フィールド中央付近でも構わずギャンブルしにいくので少し不安になる.欲を言うならば,ギャンブルしなくても良い状況にしたいところ.
  • レシーバーがオープンになることが多かった.

良くなかったところ

 

ディフェンス

良かったところ
  • A.J.テレル,キャリア初INT.タックルがファルコンズのCBとは思えないくらいしっかりしている.さすがうちのCB1.

  • LB陣がキレッキレ.ディオン・ジョーンズ,フォイ・オロウクン共にタックル,パスカバーが抜群に良かった.特に,オロウクンは先週の記事でも書きましたが,確かな成長を感じています.
  • 4th&Goalを止める.
  • DEアレン・ベイリーが消えたタックの穴をよく埋めれていた.

バイキングスのRBダルビン・クックが欠場だったとはいえ,ランを32Ydsに抑えたのは見事.

良くなかったところ
  • CB2のケンドール・シェフィールドが地味に酷い.
  • 問題児オリバーがやらかしていない.そもそもこの試合はCB3だったw

 

スペシャルチーム

クーちゃんは4/4で安定.接戦や厳しい展開でこれが続けば信頼を勝ち取れそう.

KRブランドン・パウエルは良いリターンもありましたが,ファンブルで帳消し.

 

ライアンのパフォーマンス

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 久しぶりに勝ちゲームで会心のパフォーマンス.パス精度も好調で,今シーズン毎試合1,2個はあった危険なスローもこの試合では見られませんでした.また,上の画像を見てわかる通り,パスヤードは371Ydsですが,10Yds手前のパスが非常に多いです.これは,先に述べたようにYACがかなり出ていたということで,先週まではWRへの窮屈なパスが多かったO#としては良い兆候だと思います.実際,勝ってるチームのQBはYPA高いですからね.

 ブリッツに対しても最初は無抵抗でサックをくらいましたが,2度目はしっかりとロングゲインにつなげることができましたし,ライアンのスクランブルも良かったですし,全体を通して素晴らしいゲームメイクだったと思います.

↑これぞホットラインと言わんばかりのビッグプレー.

 

 一つ気になるのが,これがライアンが復調したからなのか,はたまたフリオ・ジョーンズが復帰したからなのかということ.おそらく,両者が相乗効果的に絡み合った結果なのだと思いますが,これで来季以降の先発も安泰というレベルまでは来ていないと思っています.もちろん,サラリーキャップ問題も依然として残っています. 

 それでも,オーナーのライアンの立場に関する意味深な発言やTank for Lawrenceが現実味を帯びる中で,ここまでのパフォーマンスをしてくれたのは本当に嬉しい.

 そしてついに来ました!約4年ぶり週間MVP!!!!!

 

同地区の様子

タンパベイ・バッカニアーズ(4-2) GB W 38-10

 平均38得点のGBを相手に完勝.前の試合ではO#のペナルティが目立っていましたが,この日はほぼ完璧に修正.RBロナルド・ジョーンズは相変わらず好調で,グロンコウスキーにもTDが飛び出し,さらにはD#も鬼と目立った欠点が見当たらない.強い.

ニューオーリンズ・セインツ(3-2) Bye
カロライナ・パンサーズ(3-3)  @CHI L 16-23

 今のO#にマキャフリー復帰したらかなり強そう.

 

次戦への期待

 今週は今シーズン初めて次戦以降に期待の持てる内容でした.O#もフリオの復帰で本来のパワーが戻りつつあり,D#も若手,中堅,ベテランまで活躍.そんなファルコンズは次戦でライオンズ(2勝3敗)をホームに迎えます.ライオンズはO#にはタレントが揃っており,D#にやや難がある,ファルコンズの尖りかたをよりマイルドにしたようなチームという印象があります(スタッツを見ると意外とそういうわけではないらしい).実際,今シーズンの3敗も全て逆転負けということで謎に親近感が湧いています.O#突然の機能不全やD#のテンパリがなければ互角以上の戦いはできると思っていますが,私もそれなりに訓練されたファンなので,MIN戦ような内容が3試合くらい続かなければ過度な期待はしません.(頼む,勝ってくれ......)

 

画像出典元

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