自己満足の殿堂

NO FALCONS, NO LIFE

【MattyIce通信2020】Week3 vsベアーズ

 先週のDAL戦の記事が,当ブログでも歴代1, 2位を争うアクセス数を記録しました.試合内容がアレということもあり複雑な気持ちではありますが,読んでくださった方,Twitterの方でシェアしていただいた方,本当にありがとうございます.

 ということでブログのモチベーションは維持出来そうだなと思っていたのですが,ファルコンズがそうはさせてくれません.悪夢再び.

試合の感想

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 毎週記事を書くにあたって試合を見返しているのですが,今日は出来ませんでした.なので,適当なことを書いていたらごめんなさい.

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 戦前はファルコンズ有利との予想が多かったですが,上の図の黄色で示したように攻守共に主力選手が欠場.特にファルコンズO#のNo.1プレーヤーWRフリオ・ジョーンズ,今シーズン好調のDEタック・マッキンリー,LBフォイ・オロウクンの不在により,これまでと同様なゲームプランを展開することが難しい状況でした.また,ドラ1CB A.J.テレルがコロナ陽性で欠場,RTカレブ・マクゲイリーの代役マット・ゴノがリーグ最高峰のOLBカリル・マックを止められるのかなど不安材料が山積.

 というわけであまり期待せずに観戦していましたが,O#は珍しくランでのビッグゲインが飛び出し,D#は良くはないもののそれ以上に相手のQBミッチ・トゥルビスキーの内容が悪く,終始ファルコンズペースで試合が進みます.さらに,ここまで2試合で得失点差-28(0得点28失点)という鬼門の3QではO#が10得点,D#はトゥルビスキー,そして彼に代わって途中出場のニック・フォールズから1つずつインターセプトを奪います.4Qの時点で26-10でリード,O#がしっかり時間を潰せば,圧倒的に有利な展開です,普通のチームなら.しかし,先週から何を学んだのか,オンサイドのルールを勉強しただけなのか,まるで勝ち方を忘れてしまったかのように華麗に逆転され敗北.4Qで7つのペナルティというのも控えめに言ってアホ.

 これで地獄の開幕3連敗.普通のチームなら2勝1敗.HCダン・クインはもう解任秒読みでしょう.4Qで15点差以上のリードがある状況での逆転負けがシーズンに2度というのはNFL史上初.まだWeek3ですよ.

 心配なのが選手のメンタル.良いプレーをしているにもかかわらず,勝てないというのはかなり精神的にもダメージが大きいはず.ましてや,NFLの歴史に残る屈辱的な記録を作ってしまったわけですから,チームが崩壊してもおかしくありません. 

オフェンス

 リドリーは相変わらず素晴らしいパフォーマンスでしたが,絶対的エースの不在,頼れる3番手ゲイジの途中離脱によりWRとしては全体的に物足りない内容です.その状況で,しっかりランゲームを展開できたことは良かったと思います.

 しかし,4Qの拙攻で全て台無し.ベアーズに初めてリードを奪われるまでの3ドライブは全て3&アウト,攻撃時間はたったの2分50秒.限界まで前向きに捉えればアグレッシブという言葉で形容できますが,正直プレーコーラーが壊れたとしか思えない.

「 フリオがいたらなあ」というたらればは考えたくもありませんでしたが,この結末では仕方ありません.  

ディフェンス

 先に述べたとおり基本的には平常運転です.下の2枚の写真を見てもらえればまあ大体どんな感じだったかわかると思います.

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↑QBトゥルビスキーの45Ydsラン.ファルコンズD#が総力を挙げてサポート.

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↑どう足掻いてもインターセプトにしか見えない画像.もちろんコンプリートです.

 シーズンに1度あるかないかのお笑いプレーが1試合に2度起こるファルコンズD#ですが,良い部分ももちろんありました.けが人が多い中で,DB陣の代役として出場したCBデナード,レ・ウィルソンはいずれもインターセプトを記録するなど存在感を示しましたし,NFLデビューとなったドラ2DTマーロン・デヴィッドソンにも良いプレーがありました.しかし,終盤DLの要であるDTグレーディ・ジャレットが故障,さらにはデナードも故障しD#はパニック状態.こういう展開になると案の定CBアイゼア・オリバーがやらかす.完全に病気.


スペシャルチーム

 クーは安定感が出てきたなと思ったところでやらかすので信頼を勝ち取れない.今日も4点損しています.パントも終始微妙でした.

 

ライアンのパフォーマンス

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 3Qまでは別段良くも悪くもないパフォーマンスでした.とはいえ,流石に成功率が低すぎる.OLが崩壊しかけていたというのも事実ですが,これでは「所詮フリオ・ジョーンズがいなければ......」と言われても言い訳できません.特にひどいのが4Qで,先に述べた通り,逆転されるまでの3ドライブは全て3&アウト,攻撃時間はたったの2分50秒でパス7本全て失敗.さらに最後のドライブでは2ndダウンで時間もタイムアウトも残っている状況で強引に投げてインターセプト

 この4Qのパフォーマンスは私が見た中でもトップ3には入る酷さでした.全く進む気がしなかった.

 

同地区の様子

タンパベイ・バッカニアーズ(2-1) @DEN W 28-10 

けが人が続出しているDEN相手に手堅く勝利.ブレイディのスタッツも改善されてきて,独走体制に入る気がしないでもない.

ニューオーリンズ・セインツ(1-2) GB  L 30-34

マイケル・トーマスの不在に加えてブリーズもロングパスが出ず,D#もペナルティが多いなど,うちほどではないが状況は良くない様子.とはいえ,カマラが絶好調なので,彼一人でファルコンズD#はぐちゃぐちゃにできそう.

カロライナ・パンサーズ(1-2)  @LAC W21-16 

マキャフリー不在の中シーズン初勝利おめでとう.これで未勝利がファルコンズだけに.

 

次戦への期待

 来週は今シーズン最初のマンデーナイトゲーム.アウェーでパッカーズ(3-0)との対戦で,「3試合で122得点しているパッカーズO#」vs「3試合で108失点しているファルコンズD#」という地獄絵図.いくらなんでも無理ゲーが過ぎる.全米の前で公開処刑だけは勘弁してほしい.次戦への期待でもなんでもないですねw

  

画像出典元

https://nextgenstats.nfl.com/